電力会社の乗り換え
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引越しの電気手続き|解約・新規申込はいつまで?流れを解説
引越しが決まると、やることが一気に増えます。なかでも電気の手続きは「いつまでに」「どこに」連絡すればいいのか迷いがち。手続きを忘れると、新居で電気が使えなかったり、旧居の電気代を払い続けたりすることもあります。
引越しの電気の手続きは、大きく分けて「旧居の解約(使用停止)」と「新居の契約(使用開始)」の2つです。どちらも引越しの1週間前までに連絡しておくと安心です(繁忙期は早めに)。引越しは、電力会社や料金プランを見直す絶好のタイミングでもあります。
この記事では、引越しの電気手続きの流れ・連絡の期限・必要なもの・当日のトラブル対処・ガスや水道とのまとめ方・電力会社の見直しまで、順番にわかりやすく解説します。
目次
引越しの電気手続きは「解約」と「新規契約」の2つ

まずは全体像を押さえましょう。手続きは2つに分かれており、それぞれ連絡先と期限が異なります。
旧居の解約(使用停止)
今住んでいる家の電気は、引越しで使わなくなるため「使用停止(解約)」の手続きが必要です。現在契約している電力会社へ、引越し日(電気を使わなくなる日)を伝えて連絡します。これを忘れると、退去後も基本料金などがかかり続けてしまうため注意が必要です。
新居の契約(使用開始)
新しい家では「使用開始」の手続きが必要です。新居で契約する電力会社へ、電気を使い始める日を伝えて申し込みます。これを忘れると、入居初日に電気が使えないことがあります。
同じ会社を使う場合・別の会社にする場合
新居でも今と同じ電力会社を使う場合は、1回の連絡で「停止」と「開始」をまとめて手続きできることが多いです。別の会社に切り替える場合は、解約は今の会社、新規申込は新しい会社へそれぞれ連絡します。
引越しで必要な2つの手続き
- 旧居の解約(使用停止):現在契約中の電力会社へ連絡
- 新居の契約(使用開始):新居で契約する電力会社へ申し込み
- 同じ会社ならまとめて1回、別の会社ならそれぞれ連絡
引越しの電気手続きはいつまで?|時系列チェックリスト

手続きで最も気になるのが「いつまでに連絡すればいいか」です。引越しの準備と合わせて、時系列で確認しましょう。
手続きスケジュールの目安
電気の使用停止・使用開始の連絡は、引越しの1週間前までに済ませておくのが安心です。下の表を目安に進めましょう。
| タイミング | やること |
|---|---|
| 2〜4週間前 | 新居の電力会社・プランを検討する |
| 1週間前まで | 旧居の解約(使用停止)と新居の新規申込(使用開始)を連絡 |
| 前日まで | 申込内容(使用開始日・住所)を確認 |
| 引越し当日 | 新居でブレーカーを入れ、電気がつくか確認 |
繁忙期(3〜4月)は早めに
引越しが集中する3〜4月は、手続きの申し込みも混み合います。希望日に手続きできないこともあるため、この時期に引越す場合は2週間以上前を目安に、早めに連絡しておくと安心です。
電気の手続きの方法と必要なもの
手続きの具体的な方法と、準備しておくものを確認しましょう。事前に揃えておくとスムーズです。
Web・電話・アプリで手続きできる
手続きは、電力会社のWebサイト・マイページ・電話で行えます。最近はWebからの手続きが主流で、24時間いつでも申し込めるため便利です。電話は繁忙期につながりにくいことがあるため、Webがおすすめです。
手続きに必要な情報
手続きで必要になる主な情報
- 契約者の氏名・連絡先
- 旧居・新居の住所
- お客さま番号・供給地点特定番号(検針票や請求書に記載)
- 電気の使用停止日・使用開始日
- 支払い方法(口座・クレジットカードなど)
※お客さま番号や供給地点特定番号は、検針票・請求書・マイページで確認できます。新居の供給地点特定番号は、不動産会社や管理会社、現地の検針票でわかる場合があります。
引越し当日の流れと立会いの要否
手続きが済んでいても、当日に戸惑わないよう流れを確認しておきましょう。立会いの要否やトラブル対処を知っておくと安心です。
スマートメーターなら立会いは原則不要
スマートメーターが設置されている住宅では、電気の使用開始・停止に立会いは原則不要です。申し込んだ使用開始日になれば、新居でブレーカーを入れるだけで電気が使えます。一部、オートロックや特殊な設備がある場合は立会いが必要なこともあります。
新居で電気がつかないときの対処
新居でブレーカーを入れても電気がつかない場合は、次の順番で確認しましょう。
電気がつかないときの確認手順
- 分電盤の「アンペアブレーカー」と「漏電ブレーカー」が入っているか確認
- 個別のブレーカー(配線用遮断器)がすべて入っているか確認
- それでもつかない場合は、使用開始の申し込みができているか確認
- 申し込み済みでもつかない場合は、契約予定の電力会社に連絡
※ブレーカーを入れる順番は「アンペアブレーカー → 漏電ブレーカー → 個別ブレーカー」です。一気に上げず、順番に入れましょう。
電気・ガス・水道はまとめて手続きできる
引越しで必要なライフラインは電気だけではありません。ガス・水道とあわせて段取りすると、手続き漏れを防げます。
電気・ガス・水道は、それぞれの提供事業者へ連絡が必要です。最近は、複数のライフラインの手続きをまとめて申し込めるサービスもあります。注意したいのはガスの開栓で、電気や水道と違い、立会いが必要なことがほとんどです。引越し当日にお湯やガスコンロを使うためには、事前にガス会社と開栓の日時を予約しておきましょう。
ライフライン手続きのポイント
- 電気:スマートメーターなら立会い原則不要
- 水道:立会い不要なことが多い(自治体・水道局へ連絡)
- ガス:開栓に立会いが必要。早めに日時を予約する
引越しを機に電力会社を見直すには
新居では電気の契約をいちから行うため、電力会社やプランを選び直す自然なタイミングです。見直しのポイントを押さえましょう。
新居のエリアと使用量で選ぶ
電力会社やプランは、エリアによって選べるものや料金が異なります。新居の使用量(世帯人数・暮らし方)に合ったプランを選ぶと、引越しを機に電気代を下げられることがあります。新居では契約アンペアの設定も見直せるため、契約アンペアの目安もあわせて確認しておくと安心です。オクトパスエナジー・CDエナジー・TERASELでんき・東京ガスのでんきなど、各社に料金設計の特徴があります。
※電力会社選びの前提として電力自由化とは、節約のコツは電気代を安くする方法も参考にしてください。
シミュレーションで比べる
どの会社・プランが合うかは、新居の郵便番号と世帯人数を入れるだけでシミュレーションできます。手続きのついでに比べておくと、ムダなく選べます。
引越しの電気手続きでやりがちな失敗・注意点

最後に、引越しの電気手続きでありがちな失敗を確認しておきましょう。知っておけば未然に防げます。
よくある失敗と注意点
- 解約を忘れる:退去後も旧居の基本料金がかかり続ける
- 新規申込を忘れる:入居初日に電気が使えない
- 申し込みがギリギリ:繁忙期は希望日に手続きできないことがある
- 使用開始日を間違える:入居日とずれると電気が使えない期間が生じる
- ガスの開栓予約を忘れる:立会いが必要なため当日お湯が使えない
これらは、早めに「解約」と「新規申込」をセットで済ませておけば防げます。引越し準備のチェックリストに、電気・ガス・水道の手続きを入れておきましょう。
引越しの電気手続きに関するよくある質問
最後に、引越しの電気手続きについてよく寄せられる疑問をまとめました。
Q. 引越しの電気手続きはいつまでにすればいいですか?
A. 引越しの1週間前までが目安です。繁忙期(3〜4月)は混み合うため、2週間以上前を目安に早めの連絡をおすすめします。Webからなら24時間申し込めます。
Q. 手続きを忘れるとどうなりますか?
A. 解約を忘れると旧居の電気代がかかり続け、新規申込を忘れると新居で電気が使えません。どちらも忘れずに連絡しましょう。
Q. 引越し当日に立会いは必要ですか?
A. 電気はスマートメーターの住宅では原則不要です。使用開始日にブレーカーを入れれば電気が使えます。ただしガスの開栓は立会いが必要なことがほとんどです。
Q. 新居で電気がつきません。どうすればいいですか?
A. まずブレーカーを順番に確認してください。アンペアブレーカー・漏電ブレーカー・個別ブレーカーが入っているか確認し、それでもつかない場合は使用開始の申し込み状況を確認のうえ、電力会社に連絡しましょう。
Q. 引越しを機に電力会社を変えるのは面倒ですか?
A. むしろ手間が少ないタイミングです。新居ではどのみち使用開始の手続きが必要なので、その際に新しい会社へ申し込めば、切り替えの手間はほとんど変わりません。
まとめ|手続きは「解約」と「新規申込」を1週間前までに
引越しの電気手続きは、旧居の解約と新居の新規申込の2つを、引越しの1週間前まで(繁忙期は早めに)に済ませるのが基本です。スマートメーターなら立会いは原則不要で、当日はブレーカーを入れれば電気が使えます。
この記事のポイント
- 手続きは解約(使用停止)と新規契約(使用開始)の2つ
- 連絡は引越しの1週間前まで(繁忙期は2週間以上前に)
- スマートメーターなら電気の立会いは原則不要(ガス開栓は立会い必要)
- 当日電気がつかないときはブレーカーを順番に確認
- 引越しは電力会社・プランを見直す絶好のタイミング
引越しは新生活のスタート。電気の手続きとあわせて、新居に合った電力会社を選べば、気持ちよく節約のスタートを切れます。シミュレーションで新居の電気代を確認してみてください。
この記事を監修した人
電力自由化研究家
(元・大手電力会社社員)
大手電力会社に12年間勤務し、料金プラン設計・法人営業を担当した業界経験者。電力会社の「中の人」だった視点から、公式サイトには書かれていない注意点や料金表示のカラクリを発信しています。自身も退職後に3社の電力会社を切り替えた実体験あり。当サイトでは全記事の監修および乗り換え関連記事を担当。プロフィール詳細はこちら
電力自由化研究家
鈴木 翔太
引越しは、電力会社を見直す絶好のタイミングです。新居では「使用開始」の手続きが必要になるので、どうせ連絡するなら、その機会に料金プランを比べてみるのがおすすめです。今の会社をそのまま使う前提で考えがちですが、新居のエリアや使用量に合った会社を選べば、引越しを機に電気代を下げられることもあります。手続きの手間はほとんど変わりません。