電力会社おすすめ・比較
Features and pricing of 15 recommended new electricity providers: Features of rate plans and how to choose
電力自由化から10年がたち、家庭で選べる新電力の数は大きく増えました。その一方で、「新電力を比較したいけれど、数が多すぎてどこから見ればいいかわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、主要な新電力15社を一覧で整理したうえで、各社の料金プランの特徴と、自分に合う1社の絞り込み方を電力アナリスト監修で解説します。
新電力の仕組みや大手電力会社との違いもあわせて説明するので、初めて切り替えを検討する方も、この記事だけで比較の全体像がつかめます。
目次
- 新電力とは?大手電力会社との違い
- 新電力おすすめ15社の一覧【早見表】
- 新電力15社の料金プランと特徴
- オクトパスエナジー|解約金なしで試しやすい英国発の新電力
- CDエナジーダイレクト|世帯人数に合わせてプランを選べる
- TERASELでんき|楽天ポイントが貯まり解約金なし
- HTB ENERGY|市場価格連動の電源調達調整費を採用
- 出光でんき|ガソリン割引などカーライフ向け特典
- ミツウロコでんき|老舗エネルギー企業系で少量向けプランあり
- 東京ガス|電気とガスをまとめて契約できる
- ENEOSでんき|石油元売り大手系の燃料割引特典
- シン・エナジー|生活スタイル別プランを展開する再エネ系
- Looopでんき|基本料金0円の市場連動型
- 楽天でんき|基本料金0円で楽天ポイントが貯まる
- ソフトバンクおうちでんき|スマホ・ネットとのセット割が軸
- エバーグリーン|使用量帯ごとの定額プランがユニーク
- auでんき|大手と同水準の単価でPontaポイントが貯まる
- リミックスでんき|基本料金0円で使用時間の工夫で節約を狙う
- 新電力の選び方5つのポイント
- 新電力のメリット・デメリット
- 新電力の比較でよくある質問
- まとめ|新電力15社から「自分の条件」に合う1社を選ぼう
新電力とは?大手電力会社との違い

比較に入る前に、そもそも新電力とは何か、大手電力会社と何が違うのかを整理しておきましょう。仕組みがわかると各社の特徴も理解しやすくなります。
新電力とは電力自由化で参入した小売電気事業者のこと
新電力とは、2016年4月の電力小売全面自由化をきっかけに、家庭向けの電気の販売に参入した会社の通称です。ガス会社や石油元売り、商社、通信会社など、さまざまな業種の企業が電気を販売しています。
大手電力会社(東京電力など)が発電から販売までを担ってきたのに対し、新電力の多くは電気の販売(小売)に特化しています。発電設備や送配電網を持たないぶん、料金プランやサービス設計の自由度が高いのが特徴です。
| 項目 | 大手電力会社 | New electric power provider |
|---|---|---|
| おもな役割 | 発電〜販売まで幅広く担う | 電気の販売(小売)が中心 |
| 料金プラン | 規制料金プランを含む標準的な体系 | 自由料金で各社が独自に設計 |
| 特典・サービス | 比較的シンプル | セット割・ポイントなど多彩 |
なお、新電力という呼び名は俗称で、制度のうえでは大手電力会社と同じ「小売電気事業者」として国(経済産業大臣)に登録されています。参入には審査があり、無登録の会社が電気を販売することはできません。
自由化の背景や制度の詳細は、こちらの記事でわかりやすく解説しています。
電力自由化とは?仕組みとメリット・デメリットをわかりやすく解説
新電力に切り替えても電気の品質・停電リスクは変わらない
「新電力は聞いたことのない会社が多くて不安」という声もありますが、どの会社と契約しても電気の品質や停電のしにくさは変わりません。
電気を家庭に届ける送配電網は、契約先にかかわらず地域の送配電会社が管理する共通の設備だからです。切り替えても専用の電線が引かれるわけではなく、流れてくる電気そのものも同じです。
停電時の復旧対応についても、契約先ではなく地域の送配電会社が行うため、対応スピードに差はありません。万が一契約先が事業を撤退した場合も、セーフティネットの仕組みが用意されており、即座に電気が止まる心配はありません。
電圧や周波数といった電気の規格も地域ごとに統一されているため、切り替えの前後で家電の動作が変わることもありません。切り替えへの不安の多くは「知らない会社だから」という印象によるものです。
つまり、新電力の比較で見るべきなのは品質ではなく、料金の仕組み・特典・契約条件です。次章から15社を具体的に見ていきましょう。
新電力おすすめ15社の一覧【早見表】

まずは、この記事で紹介する15社の全体像を一覧で確認しましょう。料金の仕組みは大きく「従量型」と「市場連動型」に分かれます。
| Company name | 料金タイプ | 特徴 |
|---|---|---|
| Octopus Energy | 従量型 | 東京ガスと共同出資の英国発。解約金なし |
| CD Energy Direct | 従量型(世帯別) | 世帯構成に合わせたプラン展開。ガスセット割あり |
| TERASELでんき | 従量型 | 楽天ポイントが貯まる。解約金なし |
| HTB ENERGY | 電源調達調整費型 | H.I.S.グループ発祥。市場価格連動の調整費を採用 |
| 出光でんき | 従量型 | ガソリン割引などカーライフ向け特典 |
| Mitsuuroko Denki | 従量型 | 老舗エネルギー企業系。少量向けプランあり |
| Tokyo Gas | 従量型 | 都市ガス大手。電気とガスをまとめられる |
| ENEOS Denki | 従量型 | 石油元売り大手系。燃料割引特典 |
| Shin-Energy | 従量型(※) | 生活スタイル別プランを展開する再エネ系 |
| Looopでんき | 市場連動型 | 基本料金0円。単価が30分ごとに変動 |
| Rakuten Energy | 市場価格調整型(※) | 基本料金0円。楽天ポイントが貯まる |
| ソフトバンクおうちでんき | 従量型 | スマホ・ネットとのセット割が軸 |
| Evergreen | 定額型(※) | 使用量帯ごとの定額プランがユニーク |
| au Denki | 従量型 | KDDIグループ。大手と同水準の単価でPontaポイントが貯まる |
| リミックスでんき | 市場連動型 | 基本料金0円。使用時間の工夫で節約を狙う |
※印の会社は、燃料費調整額の代わりに市場価格に連動する「電源調達調整費」等を採用しています。詳細は各社の解説をご覧ください。
※掲載順は当サイトの取り扱い順・調査順であり、順位を示すものではありません。掲載内容は2026年8月時点の公開情報をもとにした概要です。最新の条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。
市場連動型は安さの可能性とリスクが表裏一体のタイプです。仕組みの違いは選び方の章で解説するので、まずは各社の特徴から見ていきましょう。
新電力15社の料金プランと特徴
ここからは15社を1社ずつ、運営会社・供給エリア・料金の仕組みまで掘り下げて解説します。よい面だけでなく注意点もあわせて記載しています。
※各社の表の内容は、2026年8月時点の各社公式サイトおよび約款・料金メニュー定義書にもとづく概要です。料金表を掲載している会社の金額は東京電力エリア・税込で、燃料費調整額等・再エネ賦課金は含みません。料金・条件は改定される場合があるため、申し込み前に必ず各社の公式サイト・約款で最新の情報をご確認ください。
オクトパスエナジー|解約金なしで試しやすい英国発の新電力

| Operating company | TGオクトパスエナジー(英国オクトパスエナジー×東京ガスの共同出資) |
|---|---|
| 供給エリア | 沖縄・離島を除く全国 |
| 料金の調整方式 | 燃料費調整額型(上限なし) |
| 解約金・違約金 | なし(契約期間の縛りもなし) |
オクトパスエナジーは英国発の電力会社で、日本では英国オクトパスエナジーと東京ガスの共同出資会社が運営しています。海外発の新しさと、国内インフラ大手が関わる安心感をあわせ持つ新電力です。
大きな特徴は、解約金・違約金がなく、契約期間の縛りもないことです。切り替えてみて合わなければいつでも見直せるため、初めての切り替えでも試しやすい身軽さがあります。
供給エリアは沖縄・離島を除く全国と、15社の中でも広域です。再生可能エネルギーの活用に力を入れている点も特徴で、家庭向けには「グリーンオクトパス 2023-12」などのプランが提供されています。
| 基本料金 | 1日あたりの単価×使用日数で計算(契約アンペア数により異なる) |
|---|---|
| 電力量料金 | 使用量に応じた3段階制(エリア・プランの版により単価が異なる) |
| 最新の単価 | 公式サイトの料金ページ・料金メニュー定義書で確認 |
※プランの単価は改定版ごとに異なります。契約時点の最新版の定義書で必ずご確認ください。出典:オクトパスエナジー公式サイトの料金ページおよび料金メニュー定義書(2026年8月時点)。
注意点は、燃料費調整額に上限が設けられていないことです。燃料価格が大きく高騰した局面では、上限のあるプランより割高になる可能性があります。また、都市ガスとのセット契約は提供されていません。
プランの内容や提供状況は時期によって変わるため、最新の料金は公式サイトで確認してください。当サイトのシミュレーションでも比較対象に含まれており、他社と並べて目安額を確認できます。
| メリット | ・解約金・違約金がなく契約期間の縛りもない ・沖縄・離島を除く全国で契約できる ・英国大手×東京ガスの共同運営で再エネ活用に積極的 |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・燃料費調整額に上限がない ・都市ガスとのセット契約がない ・プランの単価が改定版ごとに変わる |
オクトパスエナジーが向いている人
- 初めて電力会社を切り替える人
- 解約金のない身軽なプランを選びたい人
- 環境に配慮した電気の使い方も重視したい人
CDエナジーダイレクト|世帯人数に合わせてプランを選べる

| Operating company | CDエナジーダイレクト(中部電力×大阪ガスの共同出資) |
|---|---|
| 供給エリア | 東京電力エリア(関東) |
| 料金の調整方式 | 燃料費調整額型(上限なし) |
| 解約金・違約金 | なし(一部プランを除く) |
CDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスが共同出資して設立した新電力です。大手エネルギー企業2社を母体とする安心感を持ち、関東(東京電力エリア)でサービスを展開しています。
最大の特徴は、一人暮らし向けから家族向けまで世帯構成に合わせて選べるプラン展開です。2〜3人世帯向け「ベーシックでんき」の料金は次のとおりです。
| 基本料金 | 30A:830.70円/40A:1,107.60円/50A:1,384.50円 |
|---|---|
| 電力量料金(1kWhあたり) | 〜120kWh:29.90円/121〜300kWh:35.59円/301kWh〜:36.50円 |
※「ベーシックでんき」の例。燃料費調整額・再エネ賦課金は別途かかります。出典:CDエナジーダイレクト公式サイト「ベーシックでんき」料金プランページ(2026年8月時点)。
電気とガスのセット割やポイントサービスも提供されており、世帯人数がはっきりしている家庭ほどプランを選びやすい会社です。世帯構成の変化に合わせて後からプランを変更していける設計も、ライフステージが変わりやすい家庭には心強い点です。
関東エリアだけで多くの契約実績を持ち、電気料金に応じて「カテエネポイント」が貯まるほか、結婚・出産・進学などの節目でポイントが付与される「祝割」の制度もあります。貯まったポイントは電気料金の支払いに使えます。
注意点は、供給エリアが関東に限られることと、ポイント還元を受けるには専用のWEB会員サービスへの登録が必要なことです。世帯人数とプランのズレがあると効果が薄れるため、申し込み時のプラン選びが大切になります。
| メリット | ・世帯構成別のプランで自分の使用量に合わせやすい ・電気とガスのセットで両方の料金が割引になる ・電気料金に応じてカテエネポイントが貯まる |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・供給エリアが関東(東京電力エリア)に限られる ・ポイント還元には会員サービスへの登録が必要 ・一部プランには解約金の設定がある |
CDエナジーダイレクトが向いている人
- 世帯人数に合ったプランを選びたい人
- 関東エリアで電気とガスをまとめたい人
- 大手エネルギー企業系の会社を選びたい人
TERASELでんき|楽天ポイントが貯まり解約金なし

| Operating company | エネクスライフサービス(伊藤忠エネクスグループ) |
|---|---|
| 供給エリア | 東北〜九州(北海道・沖縄・離島を除く) |
| 料金の調整方式 | 燃料費調整額型(上限なし) |
| 解約金・違約金 | なし |
TERASELでんきは、伊藤忠エネクスグループのエネクスライフサービスが運営する新電力です。電気料金200円につき楽天ポイントが1ポイント貯まることが最大の特徴で、日常的に楽天のサービスを使っている方と相性のよい会社です。
プランは一般家庭向けの「TERASELプラン」と、使用量が多い世帯向けの「超TERASELプラン」の2本立てです。いずれのプランも解約金・違約金はなく、新規契約時には複数の中から好きなものを選べる特典キャンペーンが実施されることもあります。
| TERASELプラン東京B | 基本料金・電力量料金とも地域大手より割安の設計(単価は公式サイトで確認) |
|---|---|
| 超TERASEL東京B 基本料金 | 30A:935.25円/40A:1,247.00円/50A:1,558.75円(東京電力の従量電灯Bと同額) |
| 超TERASEL東京B 電力量料金 | 121kWh以降の単価が割安になる設計(単価は公式サイトで確認) |
※東京電力エリアの例。燃料費調整額(上限なし)・再エネ賦課金は別途かかります。出典:TERASELでんき公式サイトの料金表および電気需給約款(2026年8月時点)。
また、まったく電気を使わなかった月は基本料金が半額になる仕組みも用意されています。長期の出張や別宅利用など、月によって使用量の波が大きい方にはうれしい配慮といえるでしょう。
注意点は、自由料金プランのため燃料費調整額に上限がないことと、北海道・沖縄・離島では契約できないことです。具体的な単価は公式サイトの料金表で確認したうえで、シミュレーションで目安額を確かめましょう。
| メリット | ・電気料金200円につき楽天ポイントが1ポイント貯まる ・解約金・違約金がない ・電気を使わなかった月は基本料金が半額になる |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・燃料費調整額に上限がない ・北海道・沖縄・離島では契約できない ・知名度は大手電力会社に及ばない |
TERASELでんきが向いている人
- 楽天ポイントを日常的に貯めている人
- 解約金のない身軽なプランを選びたい人
- 特典を比較して選びたい人
HTB ENERGY|市場価格連動の電源調達調整費を採用

| Operating company | HTBエナジー(H.I.S.グループ発祥) |
|---|---|
| 供給エリア | 北海道〜九州(沖縄・離島を除く) |
| 料金の調整方式 | 電源調達調整費(市場価格連動) |
| 解約金・違約金 | 発生する場合あり(1年未満の解約など条件による) |
HTB ENERGYは、旅行会社H.I.S.のグループから生まれた新電力です。長崎のテーマパーク「ハウステンボス」に由来する社名を持ち、異業種発祥ならではの個性的なサービス展開で知られています。
料金面での大きな特徴は、燃料費調整額の項目がなく、市場価格に連動する「電源調達調整費」を採用している点です。電力の市場価格が落ち着いている時期は負担が抑えられる一方で、高騰時には電気料金が上がる可能性がある仕組みです。
| 料金の構成 | 基本料金+電力量料金+電源調達調整費+再エネ賦課金 |
|---|---|
| 電源調達調整費 | 市場価格に連動して毎月変動(燃料費調整額の代わりに加算) |
| 最新の単価 | 公式サイトのエリア別料金ページで確認 |
※出典:HTB ENERGY公式サイトのエリア別料金ページ(2026年8月時点)。
プランは、一般家庭向けの「ベーシックプラン」のほか、子育て世帯向けの「ママトクプラン」、電気とガスをまとめる「ぜんぶでんき」など、家庭のタイプに合わせたラインナップが特徴です。都市ガスの提供もあります。
この仕組みは一般的な燃料費調整額とは変動の仕方が異なるため、料金の仕組みを理解したうえで選びたい会社です。調整費の変動をこまめに確認できる方であれば、大手にはない個性を持つ選択肢として検討する価値があります。
| メリット | ・北海道〜九州の広いエリアで契約できる ・家庭のタイプに合わせた個性的なプラン展開 ・都市ガスの提供もありまとめられる場合がある |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・電源調達調整費が市場価格に連動して変動する ・1年未満の解約では違約金が発生する場合がある ・仕組みの理解が前提になる |
HTB ENERGYの注意点
- 燃料費調整額の代わりに市場価格連動の電源調達調整費を採用
- 市場価格の高騰時には電気料金が上がる可能性がある
- 1年未満の解約では違約金が発生する場合がある
出光でんき|ガソリン割引などカーライフ向け特典

| Operating company | 出光興産 |
|---|---|
| 供給エリア | 全国の広いエリア(一部離島などを除く) |
| 料金の調整方式 | 燃料費調整額型(大手電力会社と同水準) |
| 解約金・違約金 | なし |
出光でんきは、石油元売り大手の出光興産が手がける電気サービスです。全国にサービスステーション網を持つエネルギー企業が母体で、燃料調達の基盤がしっかりしている点が特徴です。東京電力エリアの「Sプラン」の料金は次のとおりです。
| 基本料金 | 30A:935.25円/40A:1,247.00円/50A:1,558.75円 |
|---|---|
| 電力量料金(1kWhあたり) | 〜120kWh:29.80円/121〜300kWh:34.76円/301kWh〜:37.10円 |
※東京電力エリア「Sプラン」の例。燃料費調整額・再エネ賦課金は別途かかります。出典:出光興産「電気料金要綱(Sプラン)東京電力管内」(2025年7月22日実施・2026年8月時点で有効)。
最大の特徴は、対象のサービスステーションでのガソリン代割引などカーライフ向けの特典です。毎月の電気代と日々のガソリン代をまとめて見直したい、車をよく使う家庭に向いています。
ガソリン車だけでなく、電気自動車やプラグインハイブリッド車を所有する世帯向けの追加割引も用意されています。給油の割引が使えないEVユーザーにも配慮された、カーライフ全般を意識した設計です。
また、燃料費調整額が大手電力会社と同水準のため、切り替え後の料金変動をイメージしやすいのも安心材料です。一方、車を使わない家庭は特典を活かしにくいため、その場合は他社との比較を優先しましょう。
| メリット | ・対象サービスステーションでのガソリン代割引がある ・電気自動車・PHEV所有世帯向けの追加割引がある ・燃料費調整額が大手と同水準で変動が読みやすい |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・車を使わない家庭は特典の恩恵を受けにくい ・電気とガスのセット割がない ・割引額そのものは大きくはない |
出光でんきが向いている人
- 車をよく使い、ガソリン代も一緒に抑えたい人
- 石油元売り系の安定感を重視する人
- 料金変動をイメージしやすいプランを選びたい人
ミツウロコでんき|老舗エネルギー企業系で少量向けプランあり

| Operating company | ミツウロコグリーンエネルギー(ミツウロコグループ) |
|---|---|
| 供給エリア | 北海道〜九州(沖縄を除く) |
| 料金の調整方式 | 燃料費調整額型(上限なし) |
| 解約金・違約金 | なし |
ミツウロコでんきは、燃料販売の分野で長い歴史を持つミツウロコグループのミツウロコグリーンエネルギーが運営する新電力です。供給エリアは北海道から九州までの広い範囲をカバーしています。
家庭向けには一般的な従量電灯型プランに加えて、一人暮らしなど使用量が少ない世帯に向けた「シングル応援プラン」も用意されています。単身世帯から家族世帯まで、幅広い層が検討しやすいラインナップです。
| 従量電灯B(一般向け) | 基本料金+3段階制の電力量料金(エリアごとに単価が異なる) |
|---|---|
| Single Support Plan | 使用量が少ない世帯を想定した単価設計 |
| 最新の単価 | 公式サイトのエリア別料金表で確認 |
※出典:ミツウロコでんき公式サイトのエリア別料金表(2026年8月時点)。
ガスや灯油など燃料全般を扱ってきた会社ならではの事業基盤の安定感も持ち味です。電気がつかないといったトラブル時に利用できる無料の駆けつけサポートも用意されており、切り替えが初めての方には心強いポイントです。
注意点は、大手電力会社ほどの知名度がないぶん、プランや特典の情報を自分から取りに行く必要があることです。具体的な単価はエリアや契約プランごとに異なるため、公式サイトの料金表で確認したうえで、シミュレーションで目安額を確かめましょう。
| メリット | ・少量利用向けの「シングル応援プラン」がある ・無料の駆けつけサポートが付帯する ・燃料販売の老舗グループによる安定した事業基盤 |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・燃料費調整額に上限がない ・大手ほどの知名度がなく情報収集は自分から必要 ・沖縄では契約できない |
ミツウロコでんきが向いている人
- 実績のあるエネルギー企業系を選びたい人
- 一人暮らしなど使用量が少ない世帯の人
- 切り替えに安心感を求める人
東京ガス|電気とガスをまとめて契約できる

| Operating company | Tokyo Gas |
|---|---|
| 供給エリア | 東京電力エリア(関東) |
| 料金の調整方式 | 燃料費調整額型(上限なし) |
| 解約金・違約金 | なし |
東京ガスは都市ガス大手で、電力自由化以降は家庭向けの電気も販売しています。電気とガスをまとめて契約できることが最大の特徴で、関東エリアを中心に多くの家庭に選ばれています。「基本プラン」の料金は次のとおりです。
| 基本料金 | 30A:935.22円/40A:1,246.96円/50A:1,558.70円 |
|---|---|
| 電力量料金(1kWhあたり) | 〜120kWh:29.70円/121〜300kWh:35.69円/301kWh〜:39.50円 |
※「基本プラン」の例。燃料費調整額・再エネ賦課金は別途かかります。ガスセット割は別途条件があります。出典:東京ガス公式サイト「基本プラン」料金ページ(2026年8月時点)。
セット契約にすると請求と契約管理を一本化でき、光熱費全体の見直しと家計管理のシンプル化を両立できます。すでに東京ガスの都市ガスを使っている家庭なら、追加の手続きも比較的スムーズです。
電気の販売でも新電力として最多クラスの契約件数を持ち、実績を重視する方に選ばれています。燃料費調整額が大手電力会社と同水準で運用されている点も、料金の変動を読みやすくしている要素です。
長年のインフラ事業で培われたサポート体制も安心材料です。注意点は電気の供給が関東エリア中心であることで、エリア外への引っ越し予定がある方はその点も踏まえて検討しましょう。
| メリット | ・電気とガスをまとめて請求・管理を一本化できる ・新電力として多くの契約件数の実績がある ・燃料費調整額が大手と同水準で変動が読みやすい |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・電気の供給が関東エリア中心 ・ガスセット割の適用には条件がある ・燃料費調整額に上限はない |
東京ガスが向いている人
- 電気とガスの契約・支払いを一本化したい人
- すでに東京ガスの都市ガスを使っている人
- 知名度の高い会社で切り替えたい人
ENEOSでんき|石油元売り大手系の燃料割引特典

| Operating company | ENEOS Power |
|---|---|
| 供給エリア | 全国の広いエリア(沖縄・離島などを除く) |
| 料金の調整方式 | 燃料費調整額型(大手電力会社と同水準) |
| 解約金・違約金 | なし(一部の割引メニュー適用時を除く) |
ENEOSでんきは、石油元売り大手ENEOSのグループが提供する電気サービスです。全国の広いエリアで契約でき、家庭向けの電力販売でも長年にわたり多くの契約実績を積み重ねてきた会社です。東京電力エリアの「東京Vプラン」の料金は次のとおりです。
| 東京Vプラン 電力量料金 | 301kWh〜:36.90円(121kWh以降の単価が割安になる設計) |
|---|---|
| 長期利用の割引 | 「にねん とく²割」で1kWhあたり0.20円引き(3年目以降は0.30円引き) |
※東京電力エリアの例。300kWhまでの単価は公式サイトの料金表でご確認ください。「にねん とく²割」は更新月以外の解約で手数料1,100円がかかります。燃料費調整額・再エネ賦課金は別途かかります。出典:ENEOSでんき公式サイト「Vプラン」料金ページおよび割引規定(2026年8月時点)。
特徴は、対象カードでの支払いなどを条件としたガソリン・灯油の割引特典です。ENEOSのサービスステーションを日常的によく使う方や、暖房に灯油を使う地域の家庭なら、電気とあわせて家計全体の節約につなげられます。
対象のENEOSカードで電気料金を支払うと、給油時の割引に加えて電気料金側にも優待が適用される制度があります。優待の内容・条件はカードの種類によって異なるため、お手持ちのカードでの適用条件を公式サイトで確認しましょう。
燃料費調整額は大手電力会社と同水準で運用されており、切り替え後の料金変動をイメージしやすいのも安心材料です。通常プランに解約金はありませんが、一部の割引メニュー適用時は条件があります。
一方で、給油の機会が少ない方は特典の恩恵を活かしにくいため、その場合は電気料金そのものの水準をシミュレーションで確かめてから判断するのがおすすめです。
| メリット | ・対象カード支払いでガソリン・灯油などの優待がある ・長期利用で単価が下がる「にねん とく²割」がある ・燃料費調整額が大手と同水準で変動が読みやすい |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・特典の適用に対象カードなどの条件がある ・「にねん とく²割」は更新月以外の解約で手数料がかかる ・燃料費調整額の上限は撤廃されている |
ENEOSでんきが向いている人
- ENEOSで給油する機会が多い人
- 灯油をよく使う家庭
- 契約実績の多さを重視する人
シン・エナジー|生活スタイル別プランを展開する再エネ系

| Operating company | シン・エナジー株式会社 |
|---|---|
| 供給エリア | 全国 |
| 料金の調整方式 | 電源調達調整費(市場価格連動) |
| 解約金・違約金 | なし |
シン・エナジーは、再生可能エネルギーの開発や発電事業を手がける電力会社です。発電事業で培ったノウハウを料金プランに活かしている点が持ち味で、供給エリアは全国に広がっています。東京電力エリアの「きほんプラン」の料金は次のとおりです。
| 基本料金 | 30A:796.06円/40A:1,061.41円/50A:1,326.76円 |
|---|---|
| 電力量料金(1kWhあたり) | 〜120kWh:19.67円/121〜300kWh:24.78円/301kWh〜:27.71円 |
※東京電力エリア「きほんプラン」の例。電源調達調整費(市場価格連動)・再エネ賦課金が別途加算されます。出典:シン・エナジー公式サイト「きほんプラン」料金ページ(2026年8月時点)。
特徴は、昼間の在宅が多い人向け・夜型の人向けなど生活スタイルに合わせて選べる「生活フィットプラン」を展開していることです。特定の時間帯の単価を抑えた設計で、在宅時間がはっきりしている家庭ほどプランの選び分けで効果を出しやすくなっています。
さらに、マイページにはどのプランが合っているかを自動で診断してくれる機能があります。まず「きほんプラン」で始めて、診断結果を見ながら生活フィットプランへの変更を検討する、という使い方ができるのも安心です。
注意点は、燃料費調整額の代わりに市場価格に連動する電源調達調整費を採用していることです。表の単価だけでは毎月の支払額は決まらないため、調整の仕組みも含めて公式サイトで確認しましょう。
| メリット | ・昼向け・夜向けなど生活スタイル別プランを選べる ・マイページで最適プランを自動診断してくれる ・全国で契約でき解約金・違約金もない |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・電源調達調整費が市場価格に連動して変動する ・電気とガスのセット割がない ・知名度は大手電力会社に及ばない |
シン・エナジーが向いている人
- 在宅時間が昼・夜どちらかに寄っている人
- 生活スタイルに合わせてプランを選び分けたい人
- 再エネ系の会社に関心がある人
Looopでんき|基本料金0円の市場連動型

| Operating company | 株式会社Looop |
|---|---|
| 供給エリア | 全国(基本料金0円は沖縄エリアを除く) |
| 料金の調整方式 | 市場連動型(燃料費調整額の項目なし) |
| 解約金・違約金 | なし(解約手数料0円) |
Looopでんきは、東日本大震災の後に太陽光発電の普及を目指して事業を始めた、再生可能エネルギー分野から生まれた新電力です。基本料金0円(沖縄エリアを除く)と解約手数料0円が特徴で、家庭向けの主力プラン「スマートタイムONE」は市場連動型を採用しています。
| 基本料金に相当する固定費 | 30A:861.27円/40A:1,148.36円/50A:1,435.45円(託送基本料金+容量拠出相当額) |
|---|---|
| 電力量料金 | 電源料金(30分ごとに市場価格と連動)+固定従量料金 |
※東京電力エリアの例。再エネ賦課金は別途かかります。市場価格により実際の支払額は変動します。出典:Looopでんき公式サイト「スマートタイムONE」の料金説明ページ(2026年8月時点)。
電力量料金の単価が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に30分ごとに連動するため、単価の安い時間帯に洗濯や調理などの電気の使用を寄せられる人ほど、節約の余地が広がります。一方で、市場価格の高騰時には電気代が大きく上がるリスクがあります。
なお、基本料金0円といっても、送配電網の利用や制度への対応にかかる費用は別途かかります。また、燃料費調整額の項目はなく、燃料コストは市場価格そのものに含まれる形になっています。
専用アプリの「でんき予報」では、当日だけでなく翌日の単価の見通しまで確認でき、単価が高くなる前の通知や今月の電気代予測の機能もあります。料金の動きを見ながら使い方を工夫すること自体を楽しめる方に向いたプランといえるでしょう。
また、東京ガスの供給エリアでは都市ガスとのセット契約も提供されており、セットにすると電気の単価が割引される仕組みがあります。関東でガスもまとめたい方は選択肢に加えられます。
| メリット | ・基本料金0円で解約手数料もかからない ・アプリで単価の予報や電気代の予測を確認できる ・東京ガスエリアでは都市ガスとのセットも選べる |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・市場価格の高騰時には電気代が大きく上がる可能性がある ・基本料金0円でも制度対応などの固定的な費用は別途かかる ・安く使うには電気を使う時間帯の工夫が前提になる |
Looopでんきの注意点
- 市場価格の高騰時には電気代が大きく上がる可能性がある
- 基本料金0円でも制度対応などの費用は別途かかる
- 安く使うには電気を使う時間帯の工夫が前提になる
楽天でんき|基本料金0円で楽天ポイントが貯まる

| Operating company | 楽天エナジー(楽天グループ) |
|---|---|
| 供給エリア | 全国の広いエリア(詳細は公式サイトで確認) |
| 料金の調整方式 | 市場価格調整型(燃料費調整額の代わりに市場連動の調整を採用) |
| 解約金・違約金 | なし(契約手数料も不要) |
楽天でんきは、楽天グループの一員である楽天エナジーが運営する新電力です。基本料金0円・一律の電力量料金単価というシンプルでわかりやすい体系が特徴で、契約手数料や解約金もかかりません。
| 基本料金 | 0円 |
|---|---|
| 電力量料金 | 使用量によらず一律の単価×使用量(最新の単価は公式サイトで確認) |
| 調整の仕組み | 市場価格調整(月平均で上限30円/kWhの設定あり) |
※再エネ賦課金は別途かかります。市場価格調整の単価は市場の状況により毎月変動します。出典:楽天エナジー公式サイトの料金ページおよび市場価格調整単価の説明(2026年8月時点)。
電気料金の支払いで楽天ポイントが貯まるため、楽天経済圏を使っている方には親和性の高いサービスです。マイページでは時間帯別に使用量を細かく確認でき、電気の使いすぎに気づきやすい点も特徴です。
基本料金がないぶん、使用量が少ない月の固定費を抑えたい方とも相性があります。貯まった楽天ポイントは電気料金の支払いに充当することもできるため、ポイント還元分で実質的な負担を下げる使い方も可能です。
注意したいのは、燃料費調整額の代わりに、市場価格に連動する調整の仕組みを採用していることです。市場の状況によって調整分の負担が変わるため、単価のわかりやすさだけで判断せず、調整の仕組みまで公式サイトで確認したうえで検討しましょう。
| メリット | ・基本料金0円・一律単価のシンプルな体系 ・楽天ポイントが貯まり支払いにも充当できる ・マイページで30分単位の使用量を確認できる |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・市場価格調整の負担が市場の状況で変わる ・ポイント以外の特典は多くない ・使用量が多い世帯は調整分の影響が大きくなりやすい |
楽天でんきが向いている人
- 楽天ポイントを貯めて電気代の支払いにも使いたい人
- 基本料金のないシンプルな体系を好む人
- 使用量をこまめに確認しながら使いたい人
ソフトバンクおうちでんき|スマホ・ネットとのセット割が軸

| Operating company | SBパワー(ソフトバンクグループ) |
|---|---|
| 供給エリア | 全国の広いエリア(詳細は公式サイトで確認) |
| 料金の調整方式 | 燃料費調整額型(詳細は公式サイトで確認) |
| 解約金・違約金 | プラン・時期により条件が異なる(公式サイトで確認) |
ソフトバンクおうちでんきは、ソフトバンクグループが提供する電気サービスです。最大の特徴は、ソフトバンク・ワイモバイルのスマホやネット回線とのセット割を軸にした設計で、通信と電気の契約をひとつにまとめたい方を主な対象にしていることです。
| 料金の構成 | 基本料金+電力量料金(エリアごとの従量型) |
|---|---|
| セット割 | 対象のスマホ・ネット回線との組み合わせで割引が適用 |
| 最新の単価・条件 | 公式サイトの料金ページで確認 |
※出典:ソフトバンクおうちでんき公式サイトの料金ページ(2026年8月時点)。
毎月の通信費と電気代をまとめて管理したい方や、家族でソフトバンク系の回線を複数契約している方に向いています。請求の一本化によって家計の固定費を見渡しやすくなり、見直しの判断もしやすくなる点がメリットです。
一方で、セット割の適用条件やプランの詳細、解約時の条件は契約内容によって異なります。割引の前提となる通信契約を続けるかどうかもあわせて考え、公式サイトで条件を確認したうえで判断しましょう。
スマホやネット回線の乗り換えを予定している方は、セット割の前提が崩れてしまう可能性があります。電気単体ではなく、通信と電気をまとめた総額でどちらが有利かを考えるのがおすすめです。
| メリット | ・対象のスマホ・ネット回線とのセット割がある ・通信費と電気代の請求をまとめられる ・大手通信グループによる運営 |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・割引の前提となる通信契約の継続が必要 ・プラン・時期により条件が異なる ・詳細条件は公式サイトでの確認が必須 |
ソフトバンクおうちでんきが向いている人
- ソフトバンク・ワイモバイルの回線を使っている人
- 通信費と電気代の請求をまとめたい人
- 家族で複数回線を契約している人
エバーグリーン|使用量帯ごとの定額プランがユニーク

| Operating company | エバーグリーン(イーレックスグループ) |
|---|---|
| 供給エリア | 全国の広いエリア(沖縄など一部を除く) |
| 料金の調整方式 | 定額型(超過分と調整は市場価格に連動) |
| 解約金・違約金 | なし |
エバーグリーンは、燃料事業を手がける上場企業イーレックスのグループの新電力です。特徴的なのは、決まった使用量までは毎月定額で使える「ライフスタイルプラン」を提供している点です。
| ライフスタイルプラン(定額) | S(150kWhまで):4,280円/M(300kWhまで):8,280円/L(450kWhまで):12,800円 など |
|---|
※定額の使用量を超えた分は、市場価格に連動する単価で計算されます。電源調達調整費・再エネ賦課金の扱いを含め、詳細は公式の約款でご確認ください。出典:エバーグリーン・リテイリング公式サイト「ライフスタイルプラン」の料金案内(2026年8月時点)。
電気代を毎月一定にしたい方や、細かな節電がストレスになっている方に向いた設計です。プランはS・S+・M・L・L+の5つのタイプに分かれており、一人暮らしから大家族まで世帯の使用量に合わせて選べます。
運営元のエバーグリーンは、燃料事業を手がける上場企業イーレックスと大手電力会社の共同出資による新電力です。マイページに加えてLINEでも電気料金を確認できるサービスがあり、定額の枠内に収まっているかを手軽にチェックできます。
一方、定額を超える使用分や調整費は市場価格の影響を受けるため、自分の使用量が定額の枠に収まるかが重要です。まずは検針票で自分の月間使用量を確認し、収まりのよいタイプがあるかを見るところから始めてください。
| メリット | ・定額内なら毎月の電気代が一定で見通しが立つ ・使用量帯ごとに5つのタイプから選べる ・マイページやLINEで料金・使用状況を確認できる |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・定額を超えた分は市場価格連動の単価になる ・タイプ選びを誤ると割高になりやすい ・電源調達調整費の変動がある |
エバーグリーンが向いている人
- 電気代を毎月一定にしたい人
- 細かな節電を続けるのが苦手な人
- 月間の使用量が安定している家庭
auでんき|大手と同水準の単価でPontaポイントが貯まる

| Operating company | auエネルギー&ライフ(KDDIグループ) |
|---|---|
| 供給エリア | 全国の広いエリア(離島など一部を除く) |
| 料金の調整方式 | 燃料費調整額型(上限なし) |
| 解約金・違約金 | なし(一部キャンペーン適用時を除く) |
auでんきは、大手通信キャリアKDDIのグループ会社であるauエネルギー&ライフが運営する新電力です。通信事業で培った大手グループの安心感と、全国規模のサービス網が持ち味です。
| 料金の構成 | 地域の大手電力会社の従量電灯プランと同水準の単価設計 |
|---|---|
| ポイント還元 | 電気料金に応じてPontaポイントが貯まる |
| 最新の単価 | 公式サイトのエリア別料金ページで確認 |
※出典:auでんき公式サイトの料金ページおよび料金ガイド(2026年8月時点)。
料金の単価は地域の大手電力会社の従量電灯プランと同水準に設定されており、切り替えても支払いの感覚が大きく変わらないのが特徴です。そのうえで電気料金に応じてPontaポイントが貯まるため、「料金は今までどおり、ポイント分だけ上乗せ」という発想で選ばれています。
au・UQ mobileのスマホを使っている方は、ポイントの使い道や請求管理の面で親和性が高くなります。通信と電気の支払いをKDDIにまとめられる点も、固定費を見渡しやすくするメリットです。
注意点は、大手の従量電灯プランと違って燃料費調整額に上限がないことです。燃料価格の高騰局面では大手より請求額が高くなる場合があります。仕組みを理解したうえで、シミュレーションで目安額を確認しましょう。
| メリット | ・単価が大手と同水準で切り替え後の感覚がつかみやすい ・電気料金に応じてPontaポイントが貯まる ・KDDIグループの安心感と全国対応 |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・燃料費調整額に上限がない ・料金そのものが大きく下がるわけではない ・一部キャンペーン適用時は違約金の条件がある |
auでんきが向いている人
- au・UQ mobileのスマホを使っている人
- Pontaポイントを日常的に貯めている人
- 大手グループの安心感を重視する人
リミックスでんき|基本料金0円で使用時間の工夫で節約を狙う

| Operating company | リミックスポイント(東証上場) |
|---|---|
| 供給エリア | 全国の広いエリア(沖縄・離島などを除く) |
| 料金の調整方式 | 市場連動型(30分ごとに単価が変動) |
| 解約金・違約金 | なし(契約期間の縛りもなし) |
リミックスでんきは、東京証券取引所に上場するリミックスポイントが運営する新電力です。基本料金0円で毎月の固定費の負担がない市場連動型プラン「Styleプラス」を提供しており、契約期間の縛りや解約金もありません。
| 基本料金 | 0円 |
|---|---|
| 電力量料金 | 固定従量料金+電源料金(30分ごとに市場価格と連動) |
※再エネ賦課金は別途かかります。市場価格により実際の支払額は変動します。出典:リミックスでんき公式サイト「Styleプラス」の料金説明ページ(2026年8月時点)。
電力量料金の単価が30分ごとに市場価格と連動するため、電気代が安い時間帯に使用を寄せる工夫ができる方ほど節約の余地が広がります。電気代が高くなりそうな時間帯を事前にLINEなどで通知してくれる機能も提供されています。
一方で、市場価格の変動によって毎月の支払額が安定しにくいという面もあります。固定費をなくしたい・使用時間を調整できるという条件がそろう方に向いたプランです。
日中に在宅していて家事の時間を動かしやすい方や、在宅勤務の方は工夫の余地が広がります。逆に、仕事などの都合で使用時間を変えにくい生活の方は、従量型のプランから検討するのが無難といえます。
| メリット | ・基本料金0円で固定費の負担がない ・電気代が高くなりそうな時間帯の通知機能がある ・契約期間の縛りや解約金がない |
|---|---|
| デメリット・注意点 | ・市場価格の変動で毎月の支払額が安定しにくい ・安く使うには使用時間の調整が前提になる ・家計管理のしやすさでは従量型に劣る面がある |
リミックスでんきが向いている人
- 基本料金の固定費をなくしたい人
- 電気を使う時間帯を柔軟に調整できる人
- 通知機能を使って料金の動きを管理したい人
新電力の選び方5つのポイント

15社を見てきたところで、絞り込みの基準を整理します。次の5つを順に確認すれば、自分に合う候補を無理なく見つけられます。
- ①供給エリア:自分のエリアで契約できる会社に絞る
- ②料金タイプ:従量型か市場連動型かを決める
- ③調整の仕組み:燃料費調整額の上限有無・電源調達調整費の有無を確認する
- ④セット割・ポイント:普段の生活で活かせる特典かを見る
- ⑤契約条件:解約金・特典の適用条件を確認する
特に重要なのが②と③です。従量型は支払額の見通しが立てやすく、市場連動型は工夫次第の余地がある一方で高騰リスクを伴います。家計として変動をどこまで許容できるかを先に決めると、候補が一気に絞れます。
また、燃料費調整額や電源調達調整費などの調整項目は、どの会社でも料金に上乗せされる重要な要素です。再エネ賦課金(2026年度は4.18円/kWh・全社共通。経済産業省の公表値)と違い、調整項目は会社ごとに仕組みが異なるため、必ず確認しましょう。
それぞれの仕組みは、以下の記事で詳しく解説しています。
燃料費調整額とは?仕組みと確認方法をわかりやすく解説
電源調達調整費とは?燃料費調整額との違いを解説
再エネ賦課金とは?単価の決まり方と負担額の目安
候補が2〜3社まで絞れたら、シミュレーションで自分の条件での目安額を比べて決めましょう。東京電力エリアの方は、関東で選べる会社を詳しく比較したこちらの記事も参考になります。
新電力のメリット・デメリット

最後に、新電力へ切り替えること自体のメリットと注意点を整理します。よい面と気をつける面の両方を知ったうえで判断しましょう。
新電力に切り替えるメリット
- 自分の条件に合うプランを選べば電気代を抑えられる可能性がある
- セット割・ポイントなど生活に合わせた特典を選べる
- 切り替え手続きは申し込みだけで完了し、費用も原則かからない
- 電気の品質・停電のしにくさは大手電力会社と変わらない
新電力の注意点
- プラン選びを誤ると、かえって電気代が高くなる場合がある
- 市場連動型は市場価格の高騰時に支払額が大きく増える可能性がある
- 一部のプラン・会社では解約金や違約金が設定されている
- 事業撤退の可能性はゼロではない(ただし即停電にはならない)
注意点はいずれも、契約前の確認と自分の条件での試算で避けられるものです。切り替え手順の詳細は、こちらの記事で解説しています。
新電力の比較でよくある質問
最後に、新電力の比較・切り替えを検討している方からよく寄せられる質問にお答えします。疑問を解消してから候補の絞り込みに進みましょう。
Q. 新電力はなぜ電気代を抑えられるのですか?
A. 新電力の多くは電気の販売に特化しており、発電所や送配電網といった大規模な設備を自社で維持しないぶん、コスト構造が身軽だからです。また、自由料金のため、特定の世帯や使い方にターゲットを絞った独自の料金設計がしやすいことも理由のひとつです。
ただし、だからといってすべての家庭で必ず安くなるわけではありません。エリア・世帯人数・使用量との相性で決まるため、契約前に自分の条件で試算して確かめることが欠かせません。
Q. 新電力ランキングを見て選べば大丈夫ですか?
A. 候補探しの入り口としては役立ちますが、それだけで決めるのはおすすめできません。順位の多くは特定のエリア・世帯人数を前提にしており、前提が違えば上位の会社が自分にとって合うとは限らないからです。
順位で「どんな会社があるか」を把握したら、最終判断は自分の条件での試算で行いましょう。特に世帯人数の前提は結果への影響が大きい要素です。この記事の15社一覧と選び方5つのポイントも、絞り込みに活用してください。
Q. 市場連動型プランはやめたほうがいいですか?
A. 一概にそうとはいえませんが、仕組みを理解しないまま契約するのは避けるべきです。市場価格が落ち着いている時期は割安になりやすい一方、高騰局面では支払額が大きく増えた事例も過去にあります。
電気を使う時間帯を調整できて、支払額の変動を家計として受け止められる方には選択肢になります。不安な方は、支払額の見通しが立てやすい従量型から検討するのが安心です。なお、当サイトのシミュレーションでは、料金変動リスクの観点から市場連動型プランは比較対象に含めていません。
Q. 大手電力会社から新電力に変えて、また戻すことはできますか?
A. できます。地域の大手電力会社に戻すことも、別の新電力へ切り替え直すことも、手続きは申し込みだけで完了します。
ただし、契約中のプランに解約金がある場合は費用が発生することがあります。切り替え直しの自由度を重視するなら、最初から解約金のないプランを選んでおくと安心です。戻す際の手続きも申し込みだけで済み、特別な理由の説明などは必要ありません。この記事で紹介した15社にも、解約金なしの会社が多く含まれています。
まとめ|新電力15社から「自分の条件」に合う1社を選ぼう
新電力の比較は、社数の多さに圧倒されがちですが、手順はシンプルです。供給エリアと料金タイプで絞り、調整の仕組みと契約条件を確認し、自分の条件で試算する。この流れなら、15社からでも迷わず候補を絞れます。
どの会社を選んでも電気の品質は変わらず、切り替えは申し込みだけで完了します。まずは自分の使用量を把握して、試算から始めてみましょう。
この記事のポイント
- 新電力は電力自由化で参入した小売電気事業者。品質は大手と変わらない
- 料金タイプは大きく「従量型」と「市場連動型」に分かれる
- 燃料費調整額・電源調達調整費など調整の仕組みは会社ごとに異なる
- 市場連動型は安さの可能性と高騰リスクが表裏一体
- 供給エリア→料金タイプ→契約条件の順に絞り、最後は自分の条件で試算する
この記事を監修した人
電力アナリスト
Kenichi Sato大手エネルギー調査会社で10年間、700社以上の電力会社の料金データを分析。エネルギー管理士の資格を持ち、燃料費調整額や電源調達調整費を含めた「実質請求額」ベースの料金比較を専門としています。当サイトでは電力会社の料金比較・ランキング・口コミ記事のデータ分析を担当。プロフィール詳細はこちら
電力アナリスト
Kenichi Sato
新電力の比較で最初に決めるべきは「会社」ではなく「料金タイプ」です。支払額の安定を取るなら従量型、時間の使い方で攻めるなら市場連動型と、家計の方針を先に決めると15社は一気に数社まで絞れます。そのうえで検針票の使用量をもとに試算すれば、広告の印象に頼らない選択ができます。契約後も年1回は見直しを習慣にしましょう。