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おすすめ電力会社8選の特徴を詳しく解説|電気代節約の選び方

電力会社おすすめ・比較

2026.08.21

「電力会社はどこがおすすめ?」と調べても、サイトごとに答えが違って迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。電気料金はエリアや世帯人数、電気の使い方によって変わるため、すべての家庭に共通するベストな1社は存在しません。

そこでこの記事では、当サイトで取り扱う主要な新電力8社を早見表で紹介したうえで、各社の特徴と向いている人、そして電気代節約につながる選び方を電力アナリスト監修で解説します。

読み終えるころには、自分の条件に合う電力会社の絞り込み方がわかるはずです。まずは早見表から見ていきましょう。

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目次

  • 電力会社おすすめ8選【早見表で比較】
  • おすすめ電力会社8選の特徴を詳しく解説
    • オクトパスエナジー|解約金なしで初めての切り替えでも試しやすい
    • CDエナジーダイレクト|世帯構成に合わせてプランを選べる
    • TERASELでんき|楽天ポイントが貯まり解約金なし
    • HTB ENERGY|旅行会社グループ発祥のユニークな電力会社
    • 出光でんき|車をよく使う家庭にうれしい特典
    • ミツウロコでんき|燃料販売で長い歴史を持つグループが運営
    • 東京ガス|電気とガスをまとめて管理できる
    • ENEOSでんき|給油の機会が多い人に向く特典
  • 電気料金比較の正しいやり方
    • ①電気料金の構成を知る
    • ②料金の変動リスクを確認する
    • ③単価表だけでは正確に比較できない理由
  • 目的別|自分に合う電力会社の選び方
  • 電気代節約は「会社選び」と「使い方」の両輪
    • 節約の第一歩は「会社・プランの見直し」
    • 使い方の工夫で節約効果を上乗せする
  • 電力会社の切り替え手順|申し込みだけで完了する
  • 電力会社選びでよくある質問
    • Q. 賃貸マンションやアパートでも電力会社を切り替えられますか?
    • Q. 新電力に切り替えると停電しやすくなりませんか?
    • Q. ランキング上位の電力会社を選べば安くなりますか?
    • Q. 契約中の電力会社が倒産・撤退したらどうなりますか?
    • Q. 切り替えた後に合わなかったら元に戻せますか?
  • まとめ|8社を比較して自分に合う電力会社を選ぼう

電力会社おすすめ8選【早見表で比較】

最初に、この記事で紹介する8社の特徴を一覧で確認しましょう。いずれも関東(東京電力)エリアを中心に契約できる会社です。

会社名 特徴 向いている人
オクトパスエナジー 東京ガスと共同出資の英国発。解約金なしで沖縄を除く全国に供給 初めて電力会社を切り替える人
CDエナジーダイレクト 中部電力と大阪ガスの共同出資。世帯構成に合わせたプラン展開 世帯人数に合ったプランを選びたい人
TERASELでんき 伊藤忠エネクスグループが運営。楽天ポイントが貯まり解約金なし 楽天ポイントを貯めている人
HTB ENERGY 旅行会社H.I.S.のグループ発祥。電源調達調整費を採用(※1) 料金の仕組みを理解して選べる人
出光でんき 石油元売り大手の出光興産が運営。カーライフ向け特典 車のガソリン代も一緒に抑えたい人
ミツウロコでんき 燃料販売で長い歴史を持つミツウロコグループが運営 実績ある会社を選びたい人
東京ガス 都市ガス大手。電気とガスをまとめて契約できる 光熱費の支払いを一本化したい人
ENEOSでんき 石油元売り大手のグループ。ガソリン・灯油の割引特典 ENEOSで給油する機会が多い人

※1 HTB ENERGYには燃料費調整額の項目がなく、市場価格に連動する電源調達調整費が電気料金に反映されます。市場価格の状況により料金が変動する点にご注意ください。

※掲載順は当サイトの取り扱い順であり、順位を示すものではありません。掲載内容は2026年8月時点の各社公式サイトの情報をもとにした概要です。最新のプラン内容・特典・契約条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。

どの会社が有利になるかは、エリアや世帯人数、電気の使用量によって変わります。気になる会社が見つかったら、シミュレーションで自分の条件での目安額を確かめるのが確実です。

おすすめ電力会社8選の特徴を詳しく解説

ここからは、早見表で紹介した8社を1社ずつ解説します。よい面だけでなく、契約前に知っておきたい注意点もあわせて記載しているので、比較の材料にしてください。

※各社の表の内容は2026年8月時点の公開情報をもとにした概要です。最新の条件・詳細は必ず各社公式サイトでご確認ください。

オクトパスエナジー|解約金なしで初めての切り替えでも試しやすい

運営会社 TGオクトパスエナジー(英国オクトパスエナジー×東京ガスの共同出資)
供給エリア 沖縄・離島を除く全国
料金の調整方式 燃料費調整額型(上限なし)
解約金・違約金 なし(契約期間の縛りもなし)

オクトパスエナジーは英国発の電力会社で、日本では英国オクトパスエナジーと東京ガスの共同出資会社により運営されています。海外発の新しさと、国内インフラ大手が関わる安心感をあわせ持つ会社です。

大きな特徴は、解約金・違約金がなく、契約期間の縛りもないことです。切り替えてみて合わなければいつでも見直せるため、初めて電力会社を切り替える方でも試しやすい身軽さがあります。

供給エリアは沖縄を除く全国9エリアと、この記事で紹介する8社の中でも広域です。引っ越しが多い方でも同じ会社を使い続けやすいでしょう。

また、再生可能エネルギーの活用に力を入れている点も特徴のひとつです。家庭向けには「グリーンオクトパス 2023-12」などのプランが提供されており、環境への配慮と電気料金の見直しを両立させたい方にも選択肢になります。

注意点は、燃料費調整額に上限が設けられていないことです。燃料価格が大きく高騰した局面では、上限のあるプランより割高になる可能性があります。また、都市ガスとのセット契約は提供されていません。

プランの内容や提供状況は時期によって変わるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。当サイトのシミュレーションでも比較対象に含まれているため、他社と並べて目安額を確認できます。

オクトパスエナジーが向いている人

  • 初めて電力会社を切り替える人
  • 解約金のない身軽なプランを選びたい人
  • 環境に配慮した電気の使い方も重視したい人

新規申込で総額8,000円割引キャンペーン中!

オクトパスエナジー公式サイトはこちら

※キャンペーン内容は時期により変動します

CDエナジーダイレクト|世帯構成に合わせてプランを選べる

運営会社 CDエナジーダイレクト(中部電力×大阪ガスの共同出資)
供給エリア 東京電力エリア(関東)
料金の調整方式 燃料費調整額型(上限なし)
解約金・違約金 なし(一部プランを除く)

CDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスが共同出資して設立した電力会社で、関東エリアを中心にサービスを展開しています。大手エネルギー企業2社を母体とする安心感が持ち味です。

特徴は、世帯構成に合わせてプランを選べる点です。一人暮らし向けから家族向けまで、ライフステージに応じたプランが用意されており、自分の使用量に合った選択がしやすくなっています。

電気とガスのセット契約やポイントサービスも提供されています。世帯人数がはっきりしている家庭ほど、プラン選びの指針が立てやすい会社といえるでしょう。

プランが世帯別に分かれているぶん、自分の使用量に対して極端に合わないプランを選んでしまうリスクを抑えやすいのも利点です。まずはシミュレーションで、世帯に合うプランの目安額を確認してみてください。

注意点は、供給エリアが関東(東京電力エリア)に限られることと、ポイント還元を受けるには専用のWEB会員サービスへの登録が必要なことです。逆にいえば、世帯人数とプランのズレがあると効果が薄れるため、申し込み時のプラン選びが大切になります。

CDエナジーダイレクトが向いている人

  • 世帯人数に合ったプランを選びたい人
  • 関東エリアで電気とガスをまとめたい人
  • 大手エネルギー企業系の会社を選びたい人

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TERASELでんき|楽天ポイントが貯まり解約金なし

運営会社 エネクスライフサービス(伊藤忠エネクスグループ)
供給エリア 東北〜九州(北海道・沖縄・離島を除く)
料金の調整方式 燃料費調整額型(上限なし)
解約金・違約金 なし

TERASELでんきは、伊藤忠エネクスグループのエネクスライフサービスが運営する電力サービスです。電気料金に応じて楽天ポイントが貯まることが最大の特徴で、楽天経済圏を使っている方と相性がよい会社です。

新規契約時には複数の特典から好きなものを選べるキャンペーンが実施されることもあります。また、解約金・違約金が設定されていないため、合わなかった場合に切り替え直しやすい点も安心材料です。

供給エリアは東北から九州までと広く、北海道・沖縄・離島は対象外です。引っ越しの多い方でも、広い範囲で同じ会社を使い続けやすいのは利点といえます。

一方で、自由料金プランのため燃料費調整額に上限が設けられていない点は、契約前に把握しておきたいポイントです。仕組みを理解したうえで検討しましょう。

TERASELでんきが向いている人

  • 楽天ポイントを日常的に貯めている人
  • 解約金のない身軽なプランを選びたい人
  • 特典を比較して選びたい人

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HTB ENERGY|旅行会社グループ発祥のユニークな電力会社

運営会社 HTBエナジー(H.I.S.グループ発祥)
供給エリア 北海道〜九州(沖縄・離島を除く)
料金の調整方式 電源調達調整費(市場価格連動)
解約金・違約金 発生する場合あり(1年未満の解約など条件による)

HTB ENERGYは、旅行会社H.I.S.のグループから生まれた電力会社です。長崎のテーマパーク「ハウステンボス」に由来する社名を持ち、異業種発祥ならではの発想で個性的なサービス展開を行ってきた会社として知られています。

料金面での大きな特徴は、燃料費調整額の項目がなく、市場価格に連動する「電源調達調整費」を採用している点です。電力の市場価格が落ち着いている時期は負担が抑えられる一方で、市場価格の高騰時には電気料金が上がる可能性がある仕組みです。

この仕組みは一般的な燃料費調整額とは変動の仕方が異なるため、料金の仕組みを理解したうえで選びたい会社です。契約を検討する際は、事前に公式サイトで電源調達調整費の説明をよく確認しておきましょう。

HTB ENERGYの注意点

  • 燃料費調整額の代わりに市場価格連動の電源調達調整費を採用
  • 市場価格の高騰時には電気料金が上がる可能性がある
  • 1年未満の解約では違約金が発生する場合がある
  • 仕組みを理解してから契約するのがおすすめ

基本料金が30〜60Aで一律550円!

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出光でんき|車をよく使う家庭にうれしい特典

運営会社 出光興産
供給エリア 全国の広いエリア(一部離島などを除く)
料金の調整方式 燃料費調整額型(大手電力会社と同水準)
解約金・違約金 なし

出光でんきは、石油元売り大手の出光興産が手がける電気サービスです。全国にサービスステーション網を持つエネルギー企業が母体であり、燃料調達の基盤がしっかりしている点が特徴です。

ユニークなのは、カーライフ向けの特典です。対象のサービスステーションでのガソリン代の割引など、車を使う家庭向けの優待が用意されています。毎月の電気代と日々のガソリン代をまとめて見直したい方には魅力的な選択肢といえます。

特典の内容や適用条件は変更されることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新の条件を確認してください。日常的に車を使う家庭ほど、恩恵を受けやすい会社といえます。

燃料費調整額は大手電力会社の水準に沿った運用がされており、料金の変動の仕方がイメージしやすい点も特徴のひとつです。

注意点は、特典の主軸がカーライフ向けであるため、車を使わない家庭では恩恵を受けにくいことです。ご自身の生活で特典を活かせるかどうかを軸に判断しましょう。

出光でんきが向いている人

  • 車をよく使い、ガソリン代も一緒に抑えたい人
  • 石油元売り系の安定感を重視する人
  • 電気代以外の生活コストも見直したい人

クルマ特割あり!新規申込で3,000円割引中

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※キャンペーン内容は時期により変動します

ミツウロコでんき|燃料販売で長い歴史を持つグループが運営

運営会社 ミツウロコグリーンエネルギー(ミツウロコグループ)
供給エリア 北海道〜九州(沖縄を除く)
料金の調整方式 燃料費調整額型(上限なし)
解約金・違約金 なし

ミツウロコでんきは、燃料販売の分野で長い歴史を持つミツウロコグループが運営する電力サービスです。エネルギー事業の実績が豊富な会社を選びたい方に向いています。

家庭向けには一般的な従量電灯型のプランに加えて、一人暮らしなど使用量が少ない世帯に向けた「シングル応援プラン」も用意されています。単身世帯から家族世帯まで、幅広い層が検討しやすいラインナップです。

知名度では大手電力会社に及ばないものの、グループとしての事業基盤は長年培われたものです。ガスや灯油など燃料全般を扱ってきた会社ならではの安定感があり、新電力への切り替えに不安がある方でも検討しやすい会社といえるでしょう。

注意点は、大手電力会社ほどの知名度がないぶん、プランや特典の情報を自分から取りに行く必要があることです。プランの詳細や供給エリアは公式サイトで確認できます。まずはシミュレーションで、自分の使用量での目安額を確かめてみてください。

ミツウロコでんきが向いている人

  • 実績のあるエネルギー企業系を選びたい人
  • 電気の使用量が比較的多い家庭
  • 切り替えに安心感を求める人

引越し・水回りトラブルなど暮らしのサポート付き

ミツウロコでんき公式サイトはこちら

※キャンペーン内容は時期により変動します

東京ガス|電気とガスをまとめて管理できる

運営会社 東京ガス
供給エリア 東京電力エリア(関東)
料金の調整方式 燃料費調整額型(上限なし)
解約金・違約金 なし

東京ガスは都市ガス大手であり、電力自由化以降は家庭向けの電気も販売しています。電気とガスをまとめて契約できることが最大の特徴で、関東エリアを中心に多くの家庭に選ばれています。

セット契約にすると、支払いや契約管理をひとつにまとめられます。請求の一本化で家計管理がシンプルになる点は、毎月の固定費を整理したい方にとって大きなメリットです。

すでに東京ガスの都市ガスを利用している家庭なら、追加の手続きも比較的スムーズです。ガスとのセットを軸に光熱費全体を見直したい方は、候補の筆頭に入れやすい会社です。

長年のインフラ事業で培われたサポート体制も安心材料のひとつです。電力会社の切り替えが初めての方でも、問い合わせ窓口やWebサービスを利用しながら安心して手続きを進めやすいでしょう。

注意点は、電気の供給が関東エリア中心であることです。関東以外にお住まいの方や、引っ越しでエリア外へ移る予定のある方は、その点も踏まえて検討しましょう。

東京ガスが向いている人

  • 電気とガスの契約・支払いを一本化したい人
  • すでに東京ガスの都市ガスを使っている人
  • 知名度の高い会社で切り替えたい人

ガスセット割でさらにお得!ポイント還元あり

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※キャンペーン内容は時期により変動します

ENEOSでんき|給油の機会が多い人に向く特典

運営会社 ENEOS Power
供給エリア 全国の広いエリア(沖縄・離島などを除く)
料金の調整方式 燃料費調整額型(大手電力会社と同水準)
解約金・違約金 なし(一部の割引メニュー適用時を除く)

ENEOSでんきは、石油元売り大手ENEOSのグループが提供する電気サービスです。エネルギー供給の実績が長く、家庭向けの電力販売でも多くの契約実績を積み重ねてきた会社です。

特徴は、ガソリン・灯油などの燃料割引の特典です。対象カードでの支払いなどの条件はありますが、ENEOSのサービスステーションを日常的によく使う方なら、電気とあわせて家計全体の節約につなげられます。

特典の適用条件や内容は変更されることがあるため、申し込み前に公式サイトで確認しましょう。車移動が多い家庭や、暖房に灯油を使う地域の家庭には検討しやすい選択肢です。

燃料費調整額は大手電力会社の水準に沿った運用がされており、切り替えた後の毎月の料金変動をイメージしやすいのも特徴です。

注意点は、割引特典の適用に対象カードでの支払いなどの条件があることです。給油の機会が少ない方は特典を活かしにくいため、電気料金そのものの目安額をシミュレーションで確かめて判断しましょう。

ENEOSでんきが向いている人

  • ENEOSで給油する機会が多い人
  • 灯油をよく使う家庭
  • 契約実績の多さを重視する人

ガソリン代も割引!年間12,000円割引実施中

ENEOSでんき公式サイトはこちら

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電気料金比較の正しいやり方

8社の特徴がわかったところで、次は比較の方法です。電気料金は仕組みを知らずに比べると判断を誤りやすいため、3つの基本を押さえましょう。

①電気料金の構成を知る

家庭向けの電気料金は、おもに「基本料金+電力量料金+燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」の4つで構成されます。比較の第一歩は、この構成を理解することです。

構成要素 内容 会社による差
基本料金 契約容量などに応じた固定部分 差がつく(0円の会社もある)
電力量料金 使った量に応じた変動部分。段階制が主流 差がつく(段階の設定が異なる)
燃料費調整額 燃料価格に応じて毎月変動する調整項目 差がつく(方式・上限の有無が異なる)
再エネ賦課金 国が定める全国一律の単価×使用量 差がつかない

基本料金は契約容量などに応じた固定部分です。電気を使っても使わなくても毎月必ず発生する「固定費」なので、節約の努力では減らせません。だからこそ、契約時点の見極めが重要になります。

電力量料金は使った量に応じた変動部分で、毎月の支払額への影響がもっとも大きい項目です。会社によっては基本料金を0円にする代わりに、電力量料金を独自の体系にしているケースもあります。

燃料費調整額は、発電に使う燃料の価格に応じて毎月変動する項目です。再エネ賦課金は全社共通の単価が使用量に応じて加算されるため、会社選びで差はつきません。

※再生可能エネルギー発電促進賦課金の単価は年度ごとに国が定めます。2026年度(2026年5月検針分〜2027年4月検針分)は4.18円/kWhです。

なお、2026年7〜9月使用分は、国の「電気・ガス料金支援」により低圧契約で7月3.5円/kWh・8月4.5円/kWh・9月3.5円/kWhが請求から自動で値引きされています。申請は不要です。

※電気・ガス料金支援は2026年7〜9月使用分が対象です。10月使用分以降の実施は執筆時点で未定です。

燃料費調整額と再エネ賦課金の仕組みは、それぞれ以下の記事で詳しく解説しています。

燃料費調整額とは?仕組みと確認方法をわかりやすく解説
再エネ賦課金とは?単価の決まり方と負担額の目安

②料金の変動リスクを確認する

料金の安さと同じくらい重要なのが、料金がどのように変動するのかという視点です。同じ使い方をしていても、プランによって燃料価格や市場価格の影響の受け方が大きく異なるためです。

特に注意したいのが市場連動型プランです。電力量料金の単価そのものが日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に30分単位で連動するため、市場価格が落ち着いている時期は割安になる一方、高騰すると電気代が大きく上がるリスクがあります。

また、燃料費調整額に上限を設けていない自由料金プランや、燃料費調整額の代わりに市場価格に連動する「電源調達調整費」を採用する会社もあります。同じような名前でも仕組みが違うことがあるため、契約前に必ず確認しましょう。

調整の方式 仕組み 確認したいポイント
燃料費調整額型 発電燃料の価格変動を毎月の料金に反映 上限の有無
市場連動型 電力量料金の単価がJEPX市場価格に30分ごとに連動 高騰時のリスクを許容できるか
電源調達調整費型 燃料費調整額の代わりに市場価格連動の調整費を加算 変動の仕組みを理解できているか

変動リスクの確認ポイント

  • 市場連動型プランは市場価格の高騰時に電気代が大きく上がる可能性がある
  • 燃料費調整額の上限の有無はプランによって異なる
  • 「電源調達調整費」など独自の調整項目を採用する会社もある

③単価表だけでは正確に比較できない理由

各社の料金表を並べて見比べて選ぼうとする方は多いのですが、実は単価表を眺めるだけでは正確な比較はできません。毎月の電気料金は、複数の要素の組み合わせで決まるからです。

電力量料金は使用量に応じて単価が変わる段階制が主流で、どの段階を割安に設定しているかは会社ごとに違います。そこに基本料金の差、毎月変動する調整額、セット割やポイント還元まで加わるため、条件をそろえて計算しない限り総額の比較はできないのです。

確実なのは、郵便番号と世帯人数など自分の条件を入力して、同じ条件でプランごとの目安額を試算することです。試算の際は、検針票や会員ページなどで直近の使用量(kWh)を確認しておくと精度が上がります。

当サイトのシミュレーションは登録不要・無料で、かんたんな入力だけでお住まいのエリアで選べるプランを比較できます。8社の中でどれにするか迷ったら、まずは試算から始めてみてください。

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目的別|自分に合う電力会社の選び方

「結局どれを選べばいいのか」を絞り込むには、自分が何を重視するかを決めるのが近道です。重視することごとに、候補になりやすい会社を整理しました。

重視すること 候補になりやすい会社
電気とガスをまとめたい 東京ガス・CDエナジーダイレクト
楽天ポイントを貯めたい TERASELでんき
解約金なしで気軽に試したい オクトパスエナジー・TERASELでんき
再生可能エネルギーを重視したい オクトパスエナジー
車のガソリン代も抑えたい 出光でんき・ENEOSでんき
実績あるエネルギー企業系がよい ミツウロコでんき・出光でんき・ENEOSでんき

※各社の特徴に基づく目安です。実際にどの会社が有利になるかは、エリア・世帯人数・使用量などの条件によって異なります。

あわせて持っておきたいのが、世帯人数(=使用量)の視点です。世帯人数によって毎月の電気代の水準は大きく異なります。総務省の家計調査による平均額を見てみましょう。

世帯人数 電気代の平均(月額)
1人 7,337円
2人 12,144円
3人 13,915円
4人 13,928円

※総務省「家計調査」2025年平均(2026年2月公表の最新年次結果)をもとに作成。実際の電気代は季節や住環境、契約プランによって変動します。

なお、総務省が2026年8月7日に公表した直近の家計調査(2026年6月分)では、二人以上の世帯の電気代は月9,948円でした。冷暖房の使用が少ない月は、年間の平均より低くなる傾向があります。

この電気代の違いを踏まえると、世帯タイプごとに比較で注目したいポイントは次のとおりです。自分の世帯に合った視点でプランを見比べてみてください。

世帯タイプ 比較の着眼点
一人暮らし 基本料金と、使用量が少ない段階の料金水準。少量向けプランの有無
2〜3人世帯 基本料金と中間段階のバランス。ガスセットやポイントの実質的な効果
4人以上の世帯 使用量が多い段階の料金水準。大容量・家族向けプランの有無
オール電化 オール電化対応プランの有無(非対応プランへの切り替えは割高化に注意)

つまり、同じ会社・同じプランでも世帯によって有利・不利が入れ替わるということです。目的の絞り込みと世帯人数の視点をあわせて、自分の条件で試算しましょう。

目的で2〜3社まで絞れたら、あとはシミュレーションで自分の条件での目安額を比べるだけです。重視する目的と実際の金額の両方で納得できる会社を選びましょう。

なお、東京電力エリアにお住まいの方は、関東で選べる電力会社を詳しく比較したこちらの記事もあわせて参考にしてください。

東京電力エリアで選べる電力会社を徹底比較

電気代節約は「会社選び」と「使い方」の両輪

電気代の節約というと節電をイメージしがちですが、効果を最大化するには、会社・プランの見直しと使い方の工夫を組み合わせることが大切です。

アプローチ 効果の続き方 必要な手間
会社・プランの見直し 切り替え後は毎月自動で続く 最初の申し込みだけ
契約アンペアの見直し 変更後は毎月自動で続く 1回の変更手続きだけ
使い方の工夫 実践した分だけ積み上がる 日々のちょっとした意識

節約の第一歩は「会社・プランの見直し」

電気代の節約というと日々の節電を思い浮かべがちですが、第一歩としておすすめしたいのは電力会社・プランの見直しです。最大の理由は、生活の快適さを一切犠牲にしない節約だからです。冷暖房を我慢する必要も、家電の使い方を変える必要もありません。

一度切り替えてしまえば、その後は毎月自動的に効果が続くのも魅力です。日々の細かな節電と違って意志の力が要らず、手続きも申し込みだけで完了します。最初に一度だけ手間をかける価値は十分にあります。

また、いま契約中のプランが自分の使用量に合っているかどうかの確認も重要です。大手電力会社から一度も切り替えたことがない世帯では、自由化前からの標準的なプランのままというケースも多く、その場合は見直しの余地が残っている可能性が高いといえます。

切り替えた後も、各社の料金改定やライフスタイルの変化に合わせて年1回を目安に見直す習慣をつけると、いつでも自分に合った状態を保てます。

使い方の工夫で節約効果を上乗せする

会社選びで土台を整えたら、使い方の工夫で節約効果を上乗せしましょう。代表的な方法は次のとおりです。

  • ①契約アンペア数を世帯に合った容量に見直す(アンペア制エリアの場合)
  • ②エアコンの設定温度やフィルター掃除など、消費電力の大きい家電から見直す
  • ③使用量の多い時間帯や季節を把握して、集中的に対策する

契約アンペア数は、関東を含むアンペア制のエリアでは基本料金に直結します。世帯に対して大きすぎる容量で契約している場合、適正な容量への変更だけで固定費を下げられる可能性があります。変更の手続きは契約中の電力会社への連絡で行えます。

また、家電の中でも消費電力の大きいエアコンや冷蔵庫は、使い方の見直しによる効果が出やすい代表格です。大きいところから順に手を付けるのが効率的です。

具体的な節約テクニックやアンペア数の目安は、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

電気代を節約する方法まとめ|今日からできる工夫を解説
契約アンペアの選び方|世帯人数別の目安と変更方法

電力会社の切り替え手順|申し込みだけで完了する

切り替えの手続きは想像以上にシンプルです。基本的には新しい電力会社への申し込みだけで完了し、工事や立ち会いも原則不要です。流れは次のとおりです。

  • ①検針票などで「供給地点特定番号」(22桁の番号)と現在の契約情報を用意する
  • ②シミュレーションで自分の条件に合うプランを選ぶ
  • ③新しい電力会社の公式サイトから申し込む
  • ④切り替え完了の連絡を待つ(現在の会社への解約連絡は原則不要)

供給地点特定番号は、住所とは別に電気の供給地点を特定する22桁の番号で、検針票やWeb会員ページで確認できます。申し込み時に必要になるため、最初に手元に用意しておくとスムーズです。

申し込みから切り替え完了までは、検針のタイミングにもよりますがおおむね2週間〜1か月程度が目安です。解約の手続きは新しい会社が代行してくれるため、自分で連絡する必要は原則ありません。

スマートメーターが未設置の住宅では交換が行われますが、費用は原則かからず、立ち会いも基本的に不要です。切り替え手順の詳細や必要書類は、こちらの記事で解説しています。

電力会社の切り替え方法|手順と必要なものを解説

電力会社選びでよくある質問

最後に、電力会社の切り替えを検討する方からよく寄せられる質問にお答えします。不安や疑問を解消してから、比較・申し込みに進みましょう。

Q. 賃貸マンションやアパートでも電力会社を切り替えられますか?

A. 部屋ごとに電力会社と契約している一般的な賃貸物件であれば、大家さんや管理会社の許可なく切り替え可能です。原状回復が必要になるような工事も発生しません。

ただし、建物全体でまとめて電気を契約する「一括受電契約」のマンションでは、部屋ごとの切り替えができません。ご自身の契約形態がわからない場合は、検針票の契約者名がご自身になっているかを確認するか、管理会社に問い合わせてみましょう。退去時も通常の解約連絡だけで済みます。

Q. 新電力に切り替えると停電しやすくなりませんか?

A. なりません。電気を家庭まで届ける送配電網は、契約先にかかわらず地域の送配電会社が管理する共通の設備が使われるため、どの会社と契約しても電気の品質や停電のしにくさは変わりません。

停電時の復旧対応も地域の送配電会社が行うため、対応スピードに差はありません。万が一契約先の会社が事業を撤退・停止した場合でも、セーフティネットの仕組みが用意されており、即座に電気が止まる心配はありません。品質面は気にせず、料金や条件の比較に集中して大丈夫です。

Q. ランキング上位の電力会社を選べば安くなりますか?

A. 必ずしもそうとは限りません。順位形式の比較記事の多くは「特定のエリア×特定の世帯人数」など、ひとつの条件を想定して順位を付けています。その前提条件が自分と一致していなければ、上位の会社が自分にとって安いとは限らないのです。

順位は「どんな会社があるか」を知る入り口として使い、最終判断は自分の条件での試算で行いましょう。エリア・世帯人数・使用量を反映した金額で比べるのが、失敗しない唯一の方法です。

Q. 契約中の電力会社が倒産・撤退したらどうなりますか?

A. 突然電気が止まることはありません。契約先の会社が事業を継続できなくなった場合でも、セーフティネットとして地域で電気の供給が維持される仕組みが制度として用意されています。

また、事業撤退の際は事前に契約者への通知が行われるため、次の電力会社へ切り替えるための時間的な余裕も確保されます。撤退リスクをゼロにはできませんが、「ある日突然停電する」ことはないと理解しておけば、必要以上に不安になることはありません。

Q. 切り替えた後に合わなかったら元に戻せますか?

A. 戻せます。地域の大手電力会社に戻すことも、別の新電力へあらためて切り替え直すことも可能で、手続きは最初の切り替えと同じく申し込みだけで完了します。

ただし、契約中のプランに解約金・違約金が設定されている場合は費用が発生することがあります。切り替え直しの自由度を大切にしたい方は、最初から解約金のないプランを選んでおくと安心です。この記事で紹介した8社を含め、契約条件は申し込み前に必ず確認しましょう。

まとめ|8社を比較して自分に合う電力会社を選ぼう

電力会社選びに、万人共通の正解はありません。この記事で紹介した8社の特徴を手がかりに、重視する目的で候補を絞り、自分の条件で試算して選ぶ。この手順を踏めば、納得感のある選択ができます。

どの会社を選んでも電気の品質は変わらず、切り替えの手続きも申し込みだけで完了します。電気代節約の第一歩として、まずは現状の料金と比べることから始めましょう。

この記事のポイント

  • すべての家庭に共通する「おすすめの電力会社」は存在しない
  • 8社にはガスセット・ポイント・カーライフ特典など異なる強みがある
  • 単価表だけでは比較できないため、同じ条件での試算が必須
  • 電気代節約は「会社選び」と「使い方の工夫」の両輪で進める
  • 解約金のないプランなら、合わなくても切り替え直せる

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電力アナリスト 佐藤健一

電力アナリスト
佐藤 健一

電力会社選びで大切なのは、知名度や順位ではなく「自分の使い方」に合っているかどうかです。検針票で毎月の使用量を確認し、その条件で複数のプランを試算してみてください。数字で比べれば、広告のイメージに左右されない納得の選択ができます。切り替えた後も年に1回は見直す習慣をつけると、料金改定やライフスタイルの変化にも無理なく対応できます。

この記事を監修した人

佐藤 健一

電力アナリスト

佐藤 健一

大手エネルギー調査会社で10年間、700社以上の電力会社の料金データを分析。エネルギー管理士の資格を持ち、燃料費調整額や電源調達調整費を含めた「実質請求額」ベースの料金比較を専門としています。当サイトでは電力会社の料金比較・ランキング・口コミ記事のデータ分析を担当。プロフィール詳細はこちら

電気代比較ガイド

【この記事の運営・執筆者】
電気代比較ガイド 編集部

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当サイトは公平な電力代比較を行うことを目的とし、TGオクトパスエナジー株式会社からの委託のもと、ピークスマーケティング株式会社が運営しています。

電気代比較ガイド ご利用上の注意

  • 表示される金額は試算結果であり、実際の請求額を保証するものではありません。実際の請求額は、使用電力量、契約アンペア、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、各社の料金改定等により変動します。また、本シミュレーションは入力情報をもとに算出した概算値です。
  • 本サービスが掲載する電力会社の料金プランに関する情報は、各電力会社が公表している情報を収集したものであり、閲覧時点での料金単価・サービスその他を保証するものではありません。
  • 本シミュレーションは純粋な電気料金のみを対象としており、各種割引、ポイント還元、キャッシュバック、セット割(ガス・携帯電話・インターネット等)、機器割引などはいずれも計算結果に含まれておりません。現在ご契約中の電力会社で適用されている各種割引についても同様に反映されません。
  • 政府による電気の負担軽減支援事業等の補助金は、計算結果に含まれておりません。
  • 離島ユニバーサルサービス調整単価は、適用対象エリアにおいて計算結果に含まれています。
  • 沖縄電力管内および離島地域は、本シミュレーションの対象外です。
  • 1カ月の電気使用量をご入力いただき、そこから12カ月分の使用量を推定してシミュレーションを行っています(12カ月分を個別にご入力いただくことも可能です)。ご入力内容によっては、実際の使用量・電気代と差が生じる場合があります。
  • 1年以上前の電気代・使用量をご入力いただいた場合、電気の使用量や電気代が正しくシミュレーションできない場合があります。
  • 現在の電力会社で「その他・わからない」を選択された場合、お住まいの地域の大手電力会社の標準プランを基準に比較結果を算出しています。結果画面から請求金額を入力することで、より実態に近い比較が可能です。なお、入力された請求金額に割引やポイント値引き等が含まれている場合、比較結果に差が生じることがあります。
  • 本シミュレーションは、2026年8月〜2027年7月の期間で計算しています。
  • 燃料費調整額および電源調達費調整額の単価は、毎月末日(休業日の場合は翌営業日)に翌月適用分へ更新し、シミュレーション期間中は同一単価を12カ月間適用して計算しています。なお、毎分・毎日など高頻度で単価が変動するプランは本サービスの掲載対象外です。
  • 容量拠出金相当額の単価は、各電力会社が公表する最新の単価を用いて計算しています。
  • 燃料費調整額の上限価格が設定されているプランについては上限を考慮して計算しています。一方で、燃料費調整額の最低料金(下限)は考慮していません。
  • 燃料費(電源調達)調整の方法に変更がある場合、変更後に適用される翌月の燃料費調整額などでシミュレーションする場合があります。
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金は、毎年5月に更新される最新の単価を用いて計算しています。
  • 現在のご契約プランにアンペア(契約容量)の区分がなく、シミュレーション結果の各プランにおいて算定基準となるみなし契約電力等の設定がない場合、一律40A相当として算出しています。実際のご負担額はご契約後の使用状況により異なります。
  • 各電力会社が予定している料金改定を反映できていない場合があります。
  • 本サービスは、家庭の電力データをもとに計算しているため、商店・事務所などでは計算結果が実際の支払額と大きく異なる場合があります。
  • 太陽光発電をはじめとした自家発電設備や蓄電池をご利用の場合、計算結果が実際の支払額と大きく異なる場合があります。
  • 「大手電力会社」とは、各地域の旧一般電気事業者(北海道電力、東北電力、東京電力エナジーパートナー、中部電力ミライズ、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力)を指します。
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