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エルピオでんきの特徴とは?料金プラン・注意点をわかりやすく解説
「エルピオでんきって、いま契約しても大丈夫なの?」と、過去のニュースを見て気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、エルピオでんきは関東を中心にLPガスを長年手がけてきた株式会社エルピオが提供する新電力です。2022年に電力事業をいったん停止しましたが、料金プランを見直し、2023年に新規受付を再開しています(2026年7月時点)。
この記事では、電力アナリストの視点でエルピオでんきの運営会社・事業再開の経緯・料金プランの仕組み・メリット・デメリット・向いている人を、順位付けではなく中立の立場でわかりやすく整理します。
※本記事の情報は執筆時点(2026年7月)のものです。プラン内容・料金・契約条件は変更される場合があるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
※エルピオでんきには市場価格に連動して単価が変動する「市場連動型プラン」が含まれます。市場連動型は電気料金の変動が大きいため、当サイトのシミュレーションでの比較・掲載対象には含めていません。本記事は仕組みとリスクを理解していただくための解説です。
目次
エルピオでんきとは?運営会社と基本情報

まずはエルピオでんきがどのような会社によって運営され、これまでどのような経緯をたどってきたのかを押さえましょう。運営元の背景と事業の歴史は、安心して選べるかを判断する手がかりになります。
運営は関東中心のLPガス事業者「株式会社エルピオ」
エルピオでんきを運営しているのは、千葉県に本社を置く株式会社エルピオです。同社は50年以上にわたり、関東を中心にLPガス(プロパンガス)の供給を手がけてきたエネルギー企業です。
電力の小売事業には電力自由化後に参入し、ガスで培った顧客基盤とノウハウを生かしてサービスを展開しています。ガス会社が母体である点は、電気とガスをまとめて契約したい家庭にとって特徴のひとつといえます。
新電力と聞くと「知らない会社は不安」と感じる方もいるかもしれません。しかし、電力自由化後も送配電網は地域の電力会社が共通で管理しているため、どの会社に切り替えても電気の品質や停電のしやすさは変わりません。この仕組みは電力自由化の解説記事で詳しく説明しています。長年ガスの供給を担ってきた地域密着の事業者である点は、初めての乗り換えで感じやすい不安をやわらげる材料になるでしょう。
※運営会社・事業内容は株式会社エルピオの公開情報(2026年7月確認)によります。
2022年の事業停止から2023年に新規受付を再開
エルピオでんきを検討するうえで避けて通れないのが、過去に一度、電力事業を停止した経緯です。世界的な燃料価格の高騰を受け、2022年4月に電力の供給事業をいったん停止しました。
その後、料金プランを見直し、契約者数に上限を設けて安定して事業を続けられる体制を整えたうえで、2023年に新規受付を再開しています(2026年7月時点)。むやみに契約を増やさず、無理のない範囲で運営する方針に切り替えた形です。
事業停止・再開の経緯で押さえたいこと
- 2022年4月に燃料価格の高騰を受けて電力事業をいったん停止した実績がある
- 料金改定と契約者数の上限設定で体制を整え、2023年に新規受付を再開
- 新電力全般に共通するが、会社の事業方針や市場環境で条件が変わり得る点は理解しておく
なお、仮に契約先の会社が電気の小売事業をやめる場合でも、供給を引き継ぐセーフティネットの仕組みがあり、電気が急に止まることはありません。過去の経緯は事実として押さえつつ、現在の条件を冷静に見て判断することが大切です。
対応エリアと契約条件(解約金0円・ガスセット割)
エルピオでんきの供給エリアは、北海道電力エリアと沖縄電力エリアを除くエリアが中心です(2026年7月時点)。ただし、選べるプランはエリアによって異なり、とくに東京電力エリアで選択肢が多い傾向があります。
エルピオでんきの基本情報(2026年7月時点)
- 運営は株式会社エルピオ(関東中心のLPガス事業者)
- 対応エリアは北海道・沖縄を除くエリアが中心(選べるプランはエリアで異なる)
- 解約金・違約金なし・契約期間の縛りなしで、合わなければ他社へ切り替えられる
- 電気とガスのセット割あり(条件はプラン・エリアで異なるため公式で要確認)
申し込みはWebで完結し、原則として今の電力会社への解約連絡は不要です。検針票や電力会社のマイページで「供給地点特定番号」を確認しておくと、手続きがスムーズに進みます。
具体的な流れは電力会社の切り替え方法の記事も参考にしてください。スマートメーターが設置済みなら、切り替えに原則工事や立ち会いは不要です。
エルピオでんきの料金プランの仕組み

再開後のエルピオでんきには、性格の異なる複数のプランがあります。とくに「固定型」と「市場連動型」では料金の決まり方が根本から違うため、契約前に仕組みを正しく押さえておきましょう。
固定型の「新スタンダードプラン」
一般家庭で選びやすいのが、固定単価型の新スタンダードプランです。大手電力の従量電灯と同じように、契約容量に応じた基本料金と、使った量に応じた電力量料金で構成されます(東京電力エリア中心)。
注意したいのは、プランによっては電力量料金に需給管理費(例:5.5円/kWh)や容量拠出金相当額などの費用が上乗せされる場合があることです(2026年7月時点)。単価表の数字だけでなく、こうした上乗せ費用も含めた総額で見ることが大切です。
単価があらかじめ決まっている固定型は、市場価格の急変に左右されにくく、毎月の電気代の見通しを立てやすいのが利点です。変動リスクを避けたい家庭には、固定型が基本の選択肢になります。まずは自分のエリアで新スタンダードプランを選べるかを確認し、上乗せ費用も含めた単価で検討するとよいでしょう。
※料金構成・上乗せ費用の単価は株式会社エルピオの公開情報(2026年7月確認)にもとづく参考です。金額・適用条件はエリア・プランで異なるため、必ず公式サイトでご確認ください。
市場連動型の「スマートダイレクトプラン」
もうひとつの軸が、市場連動型のスマートダイレクトプランです。基本料金が0円で、電力量料金の単価が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動して30分ごとに変動する仕組みです。
市場価格が安い時間帯に電気の使用を寄せられる人には魅力がある一方、市場価格が高騰した時期には電気代が大きく上がるリスクがあります。単価があらかじめ決まっていないため、毎月の電気代を事前に見積もりにくい性質があります。
市場連動型を検討する前に
- 電力量料金の単価が市場価格に連動して30分ごとに変動する
- 猛暑・厳寒など需要が集中する時期は単価が上がりやすく、電気代がかさみやすい
- 変動リスクを許容できない場合は、固定型プランを含めて比較検討することが大切
当サイトでは、変動の大きい市場連動型プランはシミュレーションの比較対象に含めていません。仕組みとリスクを理解したうえで、自分の生活リズムに合うかを慎重に判断してください。単価の動きは公式サイトやアプリで確認できるため、契約前に過去の推移を見ておくと変動のイメージがつかめます。
環境に配慮した「グリーンプラン」
環境価値を重視する人に向けた選択肢がグリーンプランです。非化石証書などの環境価値を組み合わせることで、CO2排出量が実質ゼロとみなせる電気として提供されます(2026年7月時点)。
物理的に届く電気は各地域の送配電網を通る共通のものですが、環境価値を付与することで「実質CO2ゼロ」と位置づけられます。この考え方は多くの新電力でも採用されているものです。
電気そのものの品質や安定性は変わらないため、停電しやすくなるといった心配なく環境価値を選べるのが利点です。日々の暮らしを変えずに脱炭素へ貢献できるため、環境に関心のある家庭にとって取り入れやすい選択肢といえます。
ただし、グリーンプランも料金水準や適用条件はプランによって異なり、燃料費調整や上乗せ費用の扱いは他プランと共通する部分があります。環境価値と料金のバランスを、自分の使い方に照らして確認しておきましょう。申込前には公式サイトで最新の条件を確認することをおすすめします。
エルピオでんきの特徴・メリット

仕組みを踏まえたうえで、エルピオでんきの特徴をメリットの面から整理します。ガス会社が母体である強みや、始めやすさが主なポイントです。
電気とガスをまとめてセット割が使える
エルピオでんきの分かりやすい特徴が、電気とガスのセット割です。LPガスを長年手がけてきた会社ならではの強みで、都市ガス・LPガスのいずれもセット契約の対象になります(2026年7月時点)。
公開情報によると、セット契約でガス料金から毎月一定額(例:100円)が割り引かれる仕組みです。金額や適用条件はエリア・契約内容によって異なるため、詳細は公式サイトで確認しておきましょう。
電気とガスの請求や問い合わせ窓口をまとめられる点も、日々の管理をシンプルにしたい家庭にとっては利点です。とくにすでにエルピオのLPガスを使っている家庭なら、電気もまとめることで手続きや管理の手間を減らしやすくなります。
ただし、セット割の割引額だけで判断せず、電気代とガス代の合計で見比べることが大切です。割引を含めても、使い方によっては他社のほうが合う場合もあります。とくにLPガスは料金が地域や会社で差が出やすいため、ガス代の水準もあわせて確認しておくと安心です。
解約金0円・契約期間の縛りがなく試しやすい
エルピオでんきは、契約期間の縛りや解約金・違約金がありません(2026年7月時点)。「まず試してみて、合わなければやめる」という選び方ができるため、初めての乗り換えでも心理的なハードルが低いといえます。
切り替えの手続きも、スマートメーターが設置済みなら原則工事や立ち会いは不要です。いまの電力会社への解約連絡も、通常はエルピオでんき側で進むため自分で行う必要はありません。
「合わなければ戻せる」という前提があると、気軽に比べてみやすいのがメリットです。実際に使ってみて料金やサービスに納得できるかを確かめてから、続けるかどうかを判断できます。長期の縛りに不安を感じて乗り換えをためらっていた人でも、一歩を踏み出しやすいといえるでしょう。過去に事業停止の経緯がある会社だからこそ、いつでも他社へ移れる身軽さは、リスクを抑えて試すうえで意味のあるポイントです。まずは自分の使用量で数か月試し、料金や変動の傾向を見てから続けるかを判断するという使い方もしやすくなっています。
ライフスタイルに合わせてプランを選べる
再開後のエルピオでんきは、固定型・市場連動型・グリーンと性格の異なるプランを用意しています。変動リスクを避けたい人は固定型、使う時間を工夫できる人は市場連動型、環境価値を重視する人はグリーンと、考え方に応じて選べるのが特徴です。
プランの選び方の目安(2026年7月時点)
- 毎月の電気代の見通しを重視するなら固定型(新スタンダードプラン)
- 安い時間帯に使用を寄せられ、変動リスクを許容できるなら市場連動型(スマートダイレクトプラン)
- CO2排出実質ゼロなど環境価値を重視するならグリーンプラン
ただし、選べるプランはエリアによって異なります。とくに東京電力エリア以外では選択肢が限られる場合があるため、自分のエリアで何が選べるかを公式サイトで確認してから検討しましょう。プランごとに料金の決まり方やリスクが大きく異なるため、名前だけで選ばず仕組みを理解して選ぶことが大切です。とくに固定型と市場連動型では毎月の電気代の安定度がまったく違うため、自分がどちらを重視するかを先に決めておくと選びやすくなります。
エルピオでんきのデメリット・注意点

メリットの裏側には、契約前に必ず理解しておきたい注意点があります。とくに料金に上乗せされる費用や、燃料価格の高騰リスクは見落とさないようにしましょう。
需給管理費など料金に上乗せされる費用がある
注意したいのは、プランによっては電力量料金に需給管理費(例:5.5円/kWh)や容量拠出金相当額などの費用が加算される点です(2026年7月時点)。基本の単価が安く見えても、これらを含めると総額が変わってきます。
とくに使用量が多い家庭ほど、1kWhあたりに上乗せされる費用の影響が金額として大きくなります。単価表の数字だけで「安い」と判断せず、上乗せ費用まで含めた実際の負担で見比べることが欠かせません。
契約前には、公式サイトの料金説明や電気料金種別定義書で、電力量料金にどのような費用が含まれるかを必ず確認しておきましょう。同じ使用量でも、上乗せ費用の有無で総額は変わります。基本料金や単価が低く見えても、上乗せ費用を足すと大手電力と大きく変わらない、あるいは割高になるケースもあるため注意が必要です。
料金の総額を見るときのチェックポイント
- 電力量料金に需給管理費(例:5.5円/kWh)が加算されるプランがある
- 容量拠出金相当額など、制度上かかる費用が上乗せされる場合がある
- 基本料金・単価だけでなく、上乗せ費用を含めた1か月の総額で比べる
燃料費調整に上限がなく高騰時は割高になりやすい
もうひとつの注意点が、燃料費調整額に上限が設定されていないことです(2026年7月時点)。燃料価格が大きく上がった局面では、その影響がそのまま電気代に反映され、割高になりやすい性質があります。
大手電力の規制料金には燃料費調整額に上限がありますが、上限のない自由料金では、燃料高騰時の値上がり幅が大きくなることがあります。この違いは燃料費調整額とはの記事で詳しく解説しています。
過去に事業停止の一因となったのも、まさにこの燃料価格の高騰でした。燃料価格や市場環境の変化で電気代が動きやすいことを前提に、家計に無理のない範囲かを見ておくことが大切です。燃料費調整に上限のある規制料金と比べると、高騰局面での値上がり幅が大きくなり得る点は、契約前にしっかり理解しておきましょう。ふだんは割安に感じても、燃料が高騰する局面では負担が一気に増える可能性があることを念頭に置いておくと安心です。心配な場合は、燃料費調整に上限のあるプランや規制料金と比べておくと判断しやすくなります。
市場連動型は変動リスクが大きく見通しにくい
スマートダイレクトプランのような市場連動型は、市場価格の高騰時に電気代が大きく上がるリスクがあります。猛暑や厳寒による需要の急増、燃料価格の上昇などが重なると、市場価格は短期間で大きく上昇することがあります。
単価が固定されていないため、毎月の電気代を事前に見積もりにくいのも市場連動型の性質です。同じ使用量でも市場価格の水準によって金額が変わるため、家計の予算を立てにくいと感じる方もいるでしょう。
参考として、総務省の家計調査(2024年)によると、電気代の平均は一人暮らしで月6,756円、二人世帯で月10,878円、四人世帯で月12,805円です。使用量が多い世帯ほど、単価変動が家計に与える影響は金額として大きくなります。変動リスクを許容できない場合は、同じエルピオでんきでも固定型を選ぶ、あるいは他社の固定型と比べるのが現実的です。
※電気代の平均額は総務省「家計調査」(2024年)にもとづきます。
エルピオでんきが向いている人・慎重に検討したい人
ここまでの特徴を踏まえ、エルピオでんきが合いやすい人と、慎重に検討したい人を整理します。あくまで一般的な傾向であり、最終的には自分の使用状況やエリアに照らして判断することが大切です。
エルピオでんきが向いている人
- すでにエルピオのLPガスを使っており、電気とガスをまとめたい方
- 東京電力エリアなど、選べるプランが多いエリアに住んでいる方
- 解約金0円・縛りなしの身軽さを重視し、まずは試してみたい方
- 固定型・市場連動型・グリーンから、自分の考えに合うプランを選びたい方
反対に、次に当てはまる方は、リスクや費用がメリットを上回る可能性があります。無理に選ばず、上乗せ費用や上限のない燃調も含めて他社と比較するのが現実的です。
慎重に検討したい人
- 毎月の電気代をできるだけ一定に近づけたい、家計の見通しやすさを最優先したい方
- 燃料高騰時や市場価格の高騰時に電気代が増えるリスクを、家計として許容できない方
- 需給管理費などの上乗せ費用を含めた総額で、他社より割高になる可能性が気になる方
- 東京電力エリア以外で、選べるプランが限られる可能性がある方
エルピオでんきに関するよくある質問
最後に、エルピオでんきへの切り替えを検討する際によく寄せられる疑問をまとめました。契約前の最終確認にお役立てください。
Q. エルピオでんきは事業停止したと聞きましたが、今契約しても大丈夫?
A. 2022年4月に電力事業をいったん停止しましたが、料金プランを見直し、2023年に新規受付を再開しています(2026年7月時点)。再開にあたっては、契約者数に上限を設けるなど、安定して事業を続けられる体制に切り替えられています。
また、仮に電力会社が小売事業をやめる場合でも、供給を引き継ぐセーフティネットの仕組みがあり、電気が急に止まることはありません。過去の経緯は事実として押さえつつ、現在の料金や条件を確認したうえで判断するとよいでしょう。
Q. エルピオでんきに切り替えると電気代は安くなる?
A. 必ず安くなるとは言い切れません。プランによっては電力量料金に需給管理費や容量拠出金相当額などの費用が上乗せされるほか、燃料費調整額に上限がないため、燃料高騰時には割高になることもあります。
単価表の数字だけでなく、上乗せ費用まで含めた実際の負担で見比べることが大切です。市場連動型のスマートダイレクトプランは変動が大きいため、「安くなるか」ではなく「自分の使い方やリスク許容度に合うか」という視点で判断しましょう。
Q. 電気とガスのセット割はどれくらいお得?
A. 公開情報によると、セット契約でガス料金から毎月一定額(例:100円)が割り引かれます(2026年7月時点)。都市ガス・LPガスのいずれもセット割の対象になります。
ただし、割引額や適用条件はエリア・契約内容によって異なります。セット割の金額だけで判断せず、電気代とガス代の合計で他社と比べることが大切です。すでにエルピオのLPガスを使っている家庭ほど、まとめるメリットを感じやすい傾向があります。最新の割引額や適用条件は変わることがあるため、契約前に公式サイトで確認しておきましょう。
Q. 解約金や違約金はある?
A. 契約期間の縛りがなく、解約金・違約金はかかりません(2026年7月時点)。合わなければいつでも他社へ切り替えられます。また、スマートメーターが設置済みの住宅なら、切り替えに原則工事や立ち会いは不要です。
現在の電力会社への解約連絡も、通常はエルピオでんき側で手続きが進むため不要とされています。ただし、キャンペーンの特典には一定期間の契約継続などの条件が設けられている場合があるため、特典を目当てにする場合は適用条件を事前に確認しておきましょう。
Q. マンションや賃貸でも契約できる?
A. 各戸で電力会社と個別に契約している住まいなら、多くの場合契約できます。賃貸やマンションでも、部屋ごとに電力会社を選べる契約形態であれば切り替え可能です。
ただし、管理組合などが建物全体で一括受電している「高圧一括受電」のマンションでは、個別に切り替えられない場合があります。オール電化住宅は夜間割引を前提とした料金プランを利用していることも多いため、現在の契約内容を確認したうえで慎重に検討しましょう。
まとめ|エルピオでんきは料金の中身とリスクを理解して選ぶ
エルピオでんきは、関東中心にLPガスを手がける株式会社エルピオが提供する新電力です。2022年の事業停止を経て、契約者数の上限設定など体制を整えたうえで2023年に再開し、電気とガスのセット割や解約金0円といった始めやすさが特徴です。
一方で、プランによる需給管理費などの上乗せ費用や、上限のない燃料費調整、市場連動型プランの変動リスクなど、契約前に理解しておきたい注意点もあります。単価や割引の数字だけで判断せず、上乗せ費用まで含めた総額と、自分のリスク許容度で見極めることが大切です。
この記事のポイント
- エルピオでんきは関東中心のLPガス事業者株式会社エルピオが運営し、北海道・沖縄を除くエリアが中心(2026年7月時点)
- 2022年4月に事業停止したが、料金改定と契約者数の上限設定で体制を整え2023年に再開
- プランは固定型(新スタンダード)・市場連動型(スマートダイレクト)・グリーンがあり、エリアで選択肢が異なる
- プランによる需給管理費などの上乗せ費用と、上限のない燃料費調整に注意が必要
- 「安いかどうか」ではなく、上乗せ費用を含めた総額とリスク許容度で自分に合うかを判断する
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。料金・プラン・契約条件は変更される場合があるため、契約前に必ずエルピオでんき公式サイトで最新情報をご確認ください。
この記事を監修した人
電力アナリスト
佐藤 健一大手エネルギー調査会社で10年間、700社以上の電力会社の料金データを分析。エネルギー管理士の資格を持ち、燃料費調整額や電源調達調整費を含めた「実質請求額」ベースの料金比較を専門としています。当サイトでは電力会社の料金比較・ランキング・口コミ記事のデータ分析を担当。プロフィール詳細はこちら
電力アナリスト
佐藤 健一
エルピオでんきは「料金の中身」と「変動リスク」を理解して選ぶ会社です。ガスとのセット割や解約金0円は魅力ですが、需給管理費などの上乗せ費用や上限のない燃料費調整があるため、単価だけで安いと判断するのは禁物です。とくに市場連動型は変動が大きいため、当サイトでも比較対象には含めていません。中立の立場で見ると、すでにエルピオのガスを使っている家庭には検討価値がありますが、家計の見通しやすさを重視する方は固定型や他社も含めて総額で比較することをおすすめします。