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オクトパスエナジーの特徴|料金プランとメリット・デメリットを解説

電力会社おすすめ・比較

2026.07.22

「オクトパスエナジーってどんな電力会社?」と気になっている方に向けて、この記事ではオクトパスエナジーの料金プランの特徴と、契約前に確認しておきたいポイントを中立的な視点で整理します。

※本記事の情報は執筆時点(2026年7月)のものです。プラン内容・特典・契約条件は変更される場合があるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

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目次

  • オクトパスエナジーの基本情報
    • 会社の成り立ち
    • 独自のシステム基盤「クラーケン」
    • ブランディングと運営体制について
  • オクトパスエナジーの電気料金プラン
    • グリーンオクトパス 2026-04
    • シングルオクトパス 2026-04
    • オール電化オクトパス・オール電化オクトパス-サンシャイン
    • ソーラーオクトパス・EVオクトパス
    • 「実質再生可能エネルギー100%」の仕組み
    • プランの契約期間に関する留意点
  • オクトパスエナジーの特徴
    • 生活スタイル別にプランが分かれている
    • 解約金が原則かからない
    • 問い合わせ窓口が一本化されている
    • 新電力と大手電力の違いを踏まえて検討する
    • 支払い方法
    • 契約前の情報収集で気をつけたいこと
  • 契約前に確認しておきたい注意点
  • 解約・プラン変更の手続き
    • 他社からの切り替えの流れ
    • プラン変更の手続き
  • オクトパスエナジーが向いている人・向いていない人
  • オクトパスエナジーへの申し込み方法
  • オクトパスエナジーに関するよくある質問
    • Q. オクトパスエナジーはどんな会社が運営していますか?
    • Q. オクトパスエナジーの解約金はかかりますか?
    • Q. オクトパスエナジーはどのエリアで契約できますか?
    • Q. どのプランを選べばいいかわかりません。
    • Q. オクトパスエナジーは大手電力会社より安いですか?
    • Q. 引っ越し先でもオクトパスエナジーを継続できますか?
    • Q. オクトパスエナジーの問い合わせ方法を教えてください。
    • Q. 契約後にプランを変更することはできますか?
    • Q. 東京ガスとはどういう関係ですか?
    • Q. 支払いが遅れた場合はどうなりますか?
    • Q. オクトパスエナジーはどのくらいの実績がある会社ですか?
  • まとめ|生活スタイルに合わせてプランを比較しよう

オクトパスエナジーの基本情報


オクトパスエナジーは、東京ガスと英国Octopus Energy社の合弁会社であるTGオクトパスエナジー株式会社が提供する電力サービスです。会社の成り立ちや運営体制から確認しましょう。

会社の成り立ち

Octopus Energy社は2016年に英国で電力小売事業を開始した企業で、テクノロジーを活用した効率的な事業運営を強みとしています。日本では2021年、東京ガス(出資比率70%)とOctopus Energy社(出資比率30%)の共同出資により「TGオクトパスエナジー株式会社」が設立され、同年中にサービスを開始しました。

2024年10月に日本での事業開始から3周年を迎え、契約件数は30万件を突破したと公表されています。親会社のOctopus Energy社は英国のほか、ドイツ・フランス・イタリア・アメリカなど複数の国で電力小売事業を展開しており、国際的な事業基盤を持つ企業です。

事業拡大のスピードは業界内でも注目されており、独自のテクノロジーを武器に各国で顧客基盤を伸ばしています。日本市場においても、大手電力会社からの切り替え先として認知度を高めつつある段階といえるでしょう。今後の事業展開にも注目が集まっています。

独自のシステム基盤「クラーケン」

オクトパスエナジーは、Octopus Energy社が独自に開発したデジタルプラットフォーム「Kraken(クラーケン)」を活用しています。契約情報や使用量データを一元管理する仕組みで、料金プランの設計や顧客対応のスピードに活かされているとされています。問い合わせ対応も、部門をまたいで担当が変わることの多い従来型の電力会社とは異なり、一人の担当者が契約・料金・トラブル対応まで一括して対応する体制を取っている点が特徴です。

このシステムは英国本社を含む複数の国で共通の基盤として使われており、蓄積されたノウハウが日本でのサービスにも活かされています。デジタル化による効率的な運営は、料金プランの柔軟な設計にもつながっています。他社にはない特徴のひとつとして、契約検討時のポイントになります。効率化によって生まれたコストメリットは、料金プランにも反映されていると考えられます。今後もシステム面での改善が期待されます。

ブランディングと運営体制について

オクトパスエナジーは、ピンク色のタコのキャラクターやポップな配色のWebサイトなど、従来の電力会社とは異なるブランディングを採用しています。また、親会社であるOctopus Energy社は英国発の企業です。国内の大手電力会社と比べて社名やロゴになじみが薄いため、初めて名前を目にした方には馴染みのなさを感じられる場合もあると考えられます。

実際には、国内の電力小売事業を行うには経済産業省への登録が必要であり、オクトパスエナジーもこの登録を受けたうえで事業を行っています。運営会社であるTGオクトパスエナジー株式会社は東京ガスとの合弁会社であり、契約前に運営体制を確認したい場合は、経済産業省・資源エネルギー庁が公表している登録小売電気事業者の情報でも確認できます。ブランディングの印象だけで判断せず、運営実態を確認することが安心につながります。

オクトパスエナジーの基本情報

  • 運営会社:TGオクトパスエナジー株式会社(東京ガス70%・英Octopus Energy社30%の合弁)
  • 設立:2021年
  • 供給エリア:北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州の各電力エリア
  • 契約件数:約30万件(2024年10月時点、日本国内)
  • 解約金:原則なし

※契約件数・事業実績は執筆時点で確認できる公表情報に基づきます。最新の実績は公式サイトでご確認ください。

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オクトパスエナジーの電気料金プラン


オクトパスエナジーは、生活スタイルに応じた複数のプランを提供しています。標準プランから設備別の専用プランまで幅広く確認しましょう。

グリーンオクトパス 2026-04

基本料金・電力量料金・燃料費調整額から成る標準的な料金プランです。非化石証書の活用により、実質再生可能エネルギー100%とされています。オクトパスエナジーが「最もお手ごろなプラン」として位置づけている標準プランで、環境価値と料金のバランスを重視する家庭向けです。

一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯人数・使用量に対応しており、基本料金の仕組みは契約アンペア数に応じて決まります。一般的な使用量の家庭であれば、まず検討したい標準プランと位置づけられています。

他社の標準的な従量電灯プランと比較検討する際の基準になるプランともいえるでしょう。まずはこのプランから比較を始める方が多い傾向にあります。迷ったときの基準として覚えておくと便利です。迷ったらまずこのプランで試算してみるという使い方がしやすい設計です。多くのユーザーが最初に検討するプランでもあります。

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シングルオクトパス 2026-04

基本料金0円で、使用量に応じた単価が一律のプランです。基本料金の仕組みを気にせず、使った分だけシンプルに管理したい方向けの料金設計になっています。使用量が少ない月でも基本料金がかからない点は、一人暮らしなど使用量にばらつきがある世帯にとって把握しやすいポイントです。

一方で、電力量料金の単価自体はグリーンオクトパス 2026-04よりやや高めに設定されている場合があり、使用量が多い世帯ではグリーンオクトパス 2026-04の方が有利になるケースもあります。ご自身の使用量に応じて、どちらのプランが合っているかシミュレーションで比較することをおすすめします。

※シングルオクトパス 2026-04は、利用開始から12ヶ月後にグリーンオクトパス 2026-04へ自動的に移行します。移行後は電力量料金の単価体系が変わるため、契約から1年が近づいたタイミングで一度、移行後の料金をシミュレーションで確認しておくことをおすすめします。

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オール電化オクトパス・オール電化オクトパス-サンシャイン

オール電化住宅向けのプランには、「オール電化オクトパス」と「オール電化オクトパス-サンシャイン」の2種類があります。前者は深夜1時台〜6時台の電力量料金が割安な夜型設計で、日中は不在がちでエコキュートの沸き上げを夜間に行う家庭向けです。

後者は2025年5月に追加された比較的新しいプランで、昼間の電力量料金が割安な設計となっており、太陽光発電による日中の余剰電力を活用したい家庭に適しています。エコキュートや蓄熱暖房機を使用する家庭は、標準プランではなくこちらの条件を確認しましょう。ご自身の在宅時間帯やエコキュートの稼働時間に応じて、夜型・昼型のどちらが合うか比較することが大切です。

※「オール電化オクトパス-サンシャイン」は2025年5月に提供が開始された比較的新しいプランです。提供開始時期が新しいため、地域によっては選択できない場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。

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ソーラーオクトパス・EVオクトパス

「ソーラーオクトパス」は、太陽光発電設備を設置している家庭向けのプランです。電力量料金が「ソーラータイム」「ホームタイム」「ナイトタイム」の3つの時間帯に分かれており、太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)の期間が終了した、いわゆる「卒FIT」世帯の余剰電力活用にも対応しています。

「EVオクトパス」は、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHEV)を所有する家庭向けのプランです。深夜1時〜5時ごろと昼間11時〜13時ごろの時間帯の電力量料金が割安に設定されており、車両の充電コストを抑えたい方に向いています。EVオクトパスは提供エリアが限定される場合があるため、契約前に対応エリアを確認しておくとよいでしょう。

※このほか、「スタンダードオクトパス」という一般的な料金体系のプランも存在しますが、2026年7月時点では公式サイトの新規申し込みページには表示されておらず、既存契約者向けの位置づけとなっています。新規契約時に選べる主要プランは、本記事で紹介したグリーンオクトパス 2026-04・シングルオクトパス 2026-04・オール電化オクトパス(2種)・ソーラーオクトパス・EVオクトパスです。

「実質再生可能エネルギー100%」の仕組み

グリーンオクトパス 2026-04やオール電化オクトパス、時間帯別プランなどで謳われる「実質再生可能エネルギー100%」は、非化石証書という仕組みを活用したものです。非化石証書とは、太陽光や風力など再生可能エネルギー由来の電気が持つ「CO2を排出しない」という環境価値を証書化したものです。

電力会社がこれを調達することで、実際に供給する電気の発電方法にかかわらず、環境価値の面で再生可能エネルギー100%相当とみなす仕組みです。物理的に届く電気そのものがすべて再生可能エネルギー由来というわけではない点は理解しておくとよいでしょう。

この仕組みは国の制度に基づくもので、多くの新電力が同様の方法で環境価値をアピールしています。料金面と環境面、両方の観点から検討することをおすすめします。どちらを優先するかは、ご家庭の価値観によっても変わってくるでしょう。

※各プランの単価・適用条件は地域や時期によって異なります。詳細は公式サイトの料金シミュレーションでご確認ください。

プランの契約期間に関する留意点

一部のプランには、契約から一定期間後に別プランへ自動的に移行する仕組みが設けられている場合があります。前述のとおり、シングルオクトパス 2026-04は利用開始12ヶ月後にグリーンオクトパス 2026-04へ移行するため、契約時点の料金体系がそのまま継続するとは限りません。

移行後の料金が想定より高くなるケースもあるため、契約後も定期的にマイページで条件を確認する習慣をつけると安心です。契約から1年前後のタイミングは、とくに注意して確認しておきたいポイントです。契約時にもらう案内資料も保管しておくと、後で見返す際に役立ちます。

カレンダーやリマインダーを設定しておくと、確認を忘れにくくなります。契約更新の通知が届く場合もあるため、メールもこまめに確認しましょう。移行のタイミングを把握しておけば、慌てず対応できます。1年ごとのスケジュールとしてメモしておくと安心です。日頃から料金明細をチェックする習慣も役立ちます。

オクトパスエナジーの特徴


プラン構成から見えてくる、オクトパスエナジーの主な特徴を整理します。サポート体制や契約の柔軟性にも注目しましょう。

生活スタイル別にプランが分かれている

オクトパスエナジーの特徴まとめ

  • プランの豊富さ:標準プランに加え、オール電化・太陽光・EV向けなど生活スタイル別に選べる
  • 解約金:多くのプランで原則かからない
  • サポート窓口:電話・メール・LINE・SNSなど複数の連絡手段があり、担当者が一本化されている
  • 送配電網:契約先を変えても地域の送配電会社が管理するため品質は変わらない
  • 支払い方法:クレジットカード払い・口座振替に対応

標準プランに加えて、オール電化・太陽光発電・電気自動車といった生活スタイルに応じたプランが用意されており、設備や使い方に合わせて選びやすい構成になっています。他の新電力では標準プラン1本のみというケースも多いなか、複数の専用プランを取り揃えている点は特徴のひとつです。

ただし、選択肢が多い分、ご自身に合うプランを見極める手間がかかる点は留意しておきましょう。契約前に公式サイトのシミュレーションを活用すると、比較の手間を減らせます。設備の有無や使用量を整理してから比較を始めると、迷いにくくなります。ご家庭の状況を一度書き出してみるのもおすすめです。

解約金が原則かからない

多くのプランで、解約金や契約期間の縛りが設定されていません。契約後に生活スタイルが変わった場合でも、比較的柔軟に見直しやすい点が特徴です。ただし、一部のプランでは契約から一定期間内の契約内容変更に制限が設けられている場合があるため、契約時の条件を確認しておくと安心です。

解約金を気にせず試しやすい点は、初めて新電力に切り替える方にとって心理的なハードルを下げる要素といえます。合わなければ、また別の電力会社へ切り替えることも比較的容易です。長期契約に不安がある方にとって、こうした柔軟性は安心材料のひとつです。

契約前に不安を感じている方も、まずは気軽に試してみるという選択肢が取りやすい仕組みといえます。長く付き合う電力会社だからこそ、無理のない選び方をしたいものです。ライフスタイルの変化にあわせて柔軟に見直せる点も魅力です。長期間同じ電力会社を使い続ける前提でなくても検討しやすい点は評価できます。

問い合わせ窓口が一本化されている

契約内容の確認、料金の問い合わせ、トラブル対応など、多くの電力会社では担当部署が分かれていることがありますが、オクトパスエナジーは一人の担当者が窓口となって対応する体制を取っているとされています。

オクトパスエナジーの問い合わせ窓口

  • 電話:受付時間は公式サイトで要確認
  • メール:マイページの問い合わせフォームから送信可能
  • LINE:公式アカウントから気軽に問い合わせ可能
  • SNS(X・Instagram):簡単な問い合わせに対応

問い合わせのたびに部署をたらい回しにされる心配が少ない設計は、サポート面での安心材料のひとつといえます。契約後にトラブルが発生した際も、窓口が一本化されていることで対応がスムーズに進みやすいといえます。初めて新電力を利用する方にとって、サポート体制のわかりやすさは安心材料になります。困ったときにすぐ相談できる窓口があることは、長く付き合ううえでも重要なポイントです。契約前に窓口体制を確認しておくと、より安心して申し込みできます。

新電力と大手電力の違いを踏まえて検討する

オクトパスエナジーに限らず、新電力全般に共通する仕組みとして、発電・小売を担う会社が変わっても、電気を家庭まで届ける送配電網は地域の送配電会社が引き続き管理しています。そのため、契約先を変えても停電のしやすさや電気の品質は変わりません。

新電力を検討する際は、料金プランの内容に加えて、こうした自由化の基本的な仕組みも理解しておくと安心して比較できます。この仕組みを理解しておくことで、根拠のない不安を持たずに比較検討を進められます。

契約先を変えても、電気そのものの安定供給には影響しない点は、切り替えを迷っている方にとって知っておきたい基礎知識です。電力自由化から年数が経ち、こうした基本的な仕組みも徐々に知られるようになってきました。基礎知識を押さえておけば、他の新電力を検討する際にも役立ちます。仕組みを正しく理解したうえで、料金プランの内容を比較することが大切です。誤解に基づいた判断を避けることにもつながります。制度の詳しい経緯は電力自由化とは?仕組みをわかりやすく解説で確認できます。

支払い方法

電気料金の支払いは、クレジットカード払いまたは口座振替に対応しています。対応するクレジットカードブランドや口座振替の可否は、契約時期や提携金融機関によって異なる場合があるため、申し込み前に公式サイトで確認しておくとよいでしょう。

コンビニ払いなど、支払い方法の選択肢は電力会社によって異なるため、ご自身が普段利用している支払い手段に対応しているかも、契約前のチェックポイントのひとつです。支払い方法の変更は契約後でも可能な場合が多いため、まずは気軽に申し込んで問題ありません。詳細な条件は公式サイトでご確認ください。契約時に選んだ方法が合わないと感じたら、早めに変更を検討しましょう。無理に一つの方法にこだわる必要はありません。

支払い方法ごとのポイント

  • クレジットカード払い:カード会社独自のポイント還元もあわせて受けられる場合がある
  • 口座振替:対応する金融機関は契約時期により異なるため要確認
  • 変更のタイミング:契約後でも変更できる場合が多い

契約前の情報収集で気をつけたいこと

インターネット上でオクトパスエナジーについて調べる際は、個人の体験談は契約時期・プラン・使用量・お住まいの地域によって内容が大きく異なるため、特定の投稿だけで自分にとっての良し悪しを判断するのは難しい面があります。

情報を集める場合は、料金面だけでなく、問い合わせ対応やマイページの使いやすさなど複数の観点を確認し、最終的にはご自身の使用量に基づくシミュレーションで判断することをおすすめします。一つの情報源に偏らず、複数の視点から比較検討する姿勢が大切です。時間をかけて丁寧に比較することが、契約後の満足度につながります。

電力アナリスト 佐藤健一

電力アナリスト
佐藤 健一

オクトパスエナジーはプランの種類が多いため、ご自身の設備(オール電化・太陽光・電気自動車の有無)と使用量を整理してから比較することをおすすめします。同じ「オクトパスエナジー」でもプランによって条件が異なるため、公式サイトのシミュレーションで実際の使用量をもとに確認するのが確実です。

契約前に確認しておきたい注意点

契約前に押さえておきたいポイントも整理しておきましょう。

オクトパスエナジー契約前の確認ポイント

  • 燃料費調整額に上限がないプランがある:燃料価格が高騰した局面では、上限のある大手電力の規制料金プランと比べて割高になる可能性がある(2026年7月時点)
  • プランごとに条件が異なる:使用量やお住まいのエリアによって、有利なプランが変わる
  • 契約後1年間は契約容量等の変更に制限がある場合がある:契約内容の変更を検討している場合は事前に確認が必要
  • 特典・キャンペーンは実施時期によって内容が変わる:契約前に最新の実施状況を公式サイトで確認する
  • EVオクトパスなど一部プランは提供エリアが限定的:お住まいの地域で契約できるかは公式サイトで要確認

【燃料費調整額とは】発電に使用する原油・LNG・石炭などの輸入燃料価格の変動を電気料金に反映させる制度で、貿易統計価格をもとに毎月更新されます。毎月の電気代に加算または減算される仕組みです。詳しい仕組みや推移は燃料費調整額とは?高くなる理由と推移・電力会社別の違いで解説しています。

【再生可能エネルギー発電促進賦課金とは】再生可能エネルギーで発電された電気を電力会社が買い取る費用の一部を、電気を使用する全ての利用者が使用量に応じて負担する制度です。詳しい仕組みや2026年度の単価は再エネ賦課金とは?仕組み・計算方法・推移で解説しています。

解約・プラン変更の手続き

契約後に他社へ切り替える場合やプランを変更したい場合の手続きも確認しておきましょう。

他社からの切り替えの流れ

すでに他の電力会社を契約中の方がオクトパスエナジーに切り替える場合、手続きはシンプルです。公式サイトの料金シミュレーションで条件を確認し、希望するプランを選んで申し込みフォームに契約者情報・供給地点特定番号などを入力するだけで完了します。

現在契約している電力会社への解約連絡は不要で、オクトパスエナジー側が送配電会社と連携して切り替え手続きを代行します。切り替え完了までの期間は、次回検針日のタイミングによって前後しますが、おおむね申し込みから2〜4週間程度が目安です。工事や立ち会いも基本的に不要なため、Web申し込みだけで手続きが完結します。

切り替え完了の連絡はメールで届くため、見落とさないようにしましょう。新しい電力会社からの案内メールも、念のため保存しておくと安心です。旧契約の解約通知が別途届くことはありませんが、それが正常な流れです。心配な場合は、旧電力会社に確認の連絡を入れることもできます。

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プラン変更の手続き

契約中のプランから別のプランに変更したい場合は、マイページまたはカスタマーサポートを通じて手続きを行います。前述のとおり、契約から一定期間内は変更に制限がある場合があるため、事前に条件を確認しましょう。

たとえば、シングルオクトパス 2026-04からグリーンオクトパス 2026-04へ、あるいはオール電化オクトパスから太陽光設置後にソーラーオクトパスへ変更するなど、ライフスタイルの変化に応じた見直しが可能です。プラン変更の際も解約金は原則発生しないため、気軽に見直せる点は安心材料です。

設備の追加や生活スタイルの変化があった際は、まず現在のプランが適切かを確認する習慣をつけましょう。定期的な見直しが、無駄のない電気代につながります。年に一度は契約内容を振り返る習慣をつけるとよいでしょう。手元の検針票をもとに、最新の使用量で再シミュレーションすることもおすすめです。使用量の傾向が変わったタイミングは、プラン見直しの良い機会です。

オクトパスエナジーが向いている人・向いていない人


ここまでの内容を踏まえ、どのような方に向いているか整理します。プランの多さや解約金の有無など、複数の観点から確認しましょう。

向いていると考えられる方

  • 実質再生可能エネルギー100%のプランを、料金負担を抑えながら選びたい方
  • オール電化・太陽光発電・電気自動車など、特定の設備に合わせたプランを探している方
  • 契約後の解約金を気にせず、まずは試してみたい方
  • 問い合わせ対応の窓口が一本化されているサービスを希望する方
  • 使用量が少なく、基本料金0円のシングルオクトパス 2026-04を活用したい一人暮らしの方

他の選択肢もあわせて検討したい方

  • 燃料費調整額の上限がある安定した料金プランを重視する方
  • EVオクトパスなど提供エリアが限定されるプランの対象地域外にお住まいの方
  • 都市ガスとのセット割など、他社独自の特典を優先したい方
  • プランの自動移行など、契約内容が変化する仕組みに抵抗がある方

該当する項目が多いほど、ご自身にとってのメリットを実感しやすいと考えられます。逆に「他の選択肢もあわせて検討したい方」に多く当てはまる場合は、他社のプランとも比較したうえで判断することをおすすめします。

オクトパスエナジーへの申し込み方法

オクトパスエナジーへの切り替えも、他の新電力と同様にWebで手続きが完結します。申し込みから利用開始までの流れを確認しておきましょう。

申し込みの流れ

  • 公式サイトの料金シミュレーションで、現在の使用量に基づく目安を確認する
  • 希望するプランを選び、申し込みフォームに契約者情報・供給地点特定番号などを入力する
  • 支払い方法(クレジットカードまたは口座振替)を登録する
  • 申し込み完了後、次回検針日にあわせて自動的に切り替わる

申し込みに必要な供給地点特定番号は、現在契約している電力会社の検針票やマイページで確認できます。手元に用意してから申し込みを始めると、手続きがスムーズに進みます。現在契約している電力会社への解約連絡は不要で、オクトパスエナジーが手続きを代行します。

※申し込み内容に不備がある場合、確認の連絡が入ることがあります。登録したメールアドレスは、切り替え完了までこまめに確認しておくと安心です。

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オクトパスエナジーに関するよくある質問

契約を検討する方からよく寄せられる質問を、Q&A形式でまとめました。あわせて確認しておきましょう。

Q. オクトパスエナジーはどんな会社が運営していますか?

A. 東京ガスと英国Octopus Energy社の合弁会社であるTGオクトパスエナジー株式会社が運営しています。東京ガスが出資比率70%、Octopus Energy社が30%を出資して2021年に設立された企業です。大手都市ガス会社が関わっている点は、経営の安定性を判断する材料のひとつになります。設立から数年ながら、契約件数は着実に伸びています。今後も日本市場での事業拡大が見込まれています。事業の透明性という点でも、公表資料を随時確認しておくと安心です。

Q. オクトパスエナジーの解約金はかかりますか?

A. 原則としてかかりません。ただし、プランによって条件が異なる場合があるため、契約前に公式サイトで最新の契約条件を確認しましょう。契約から一定期間内の契約容量変更には制限がある場合もあるため、あわせて確認しておくと安心です。不明な点はカスタマーサポートに問い合わせることもできます。契約前に一度確認しておくと、後のトラブルを防げます。契約書面の内容にも目を通しておくとより安心です。特典・キャンペーン適用時の条件は個別に確認しましょう。

Q. オクトパスエナジーはどのエリアで契約できますか?

A. 北海道電力から九州電力まで、多くのエリアで契約可能です。お住まいの地域が対象エリアかどうかは、公式サイトの郵便番号検索で確認できます。EVオクトパスなど一部のプランは提供エリアが限定される場合があるため、あわせて確認しておきましょう。沖縄エリアは対象外となっている点も留意が必要です。エリアによって選べるプランの種類も異なるため、あわせて確認しておきましょう。契約前に必ず対応エリアを確認する習慣をつけると安心です。

Q. どのプランを選べばいいかわかりません。

A. まずはご自身の設備(オール電化・太陽光・電気自動車の有無)と使用量を整理することをおすすめします。目安として、電気使用量が少ない一人暮らしの方は「シングルオクトパス 2026-04」、一般的な家庭は「グリーンオクトパス 2026-04」が候補です。

深夜に電気を多く使うオール電化住宅は「オール電化オクトパス」、日中に電気を使うオール電化住宅は「オール電化オクトパス-サンシャイン」が候補になります。そのうえで、公式サイトの料金シミュレーションを利用すると、条件に合うプランを確認しやすくなります。

Q. オクトパスエナジーは大手電力会社より安いですか?

A. 使用量やエリア、プランによって異なります。一律に「安い」と言い切れるものではなく、契約中の電力会社・プランとの比較はご自身の使用量に基づくシミュレーションで確認することをおすすめします。

燃料費調整額の変動によっても、実際の請求額は変わってきます。時期によって割安・割高が入れ替わることもあります。定期的にシミュレーションで見直すことをおすすめします。他社との比較も忘れずに行いましょう。複数社をまとめて比較できるシミュレーションツールを活用すると効率的です。

Q. 引っ越し先でもオクトパスエナジーを継続できますか?

A. 引っ越し先が対応エリア内であれば継続可能です。マイページから住所変更の手続きを行うことで、契約を継続できます。対応エリア外への引っ越しの場合は、別の電力会社を検討する必要があります。手続きは引っ越し日の前後に行うとスムーズです。手続きを忘れると、旧居分の請求が滞る可能性もあるため注意しましょう。引っ越し前後は他の手続きも重なるため、早めに済ませておくと安心です。忘れずにチェックリストに加えておくとよいでしょう。

Q. オクトパスエナジーの問い合わせ方法を教えてください。

A. 電話・メール・LINEなど複数の窓口が用意されています。一人の担当者が契約内容から料金、トラブル対応まで一括して対応する体制を取っているとされているため、部署をたらい回しにされる心配は少ないとされています。X(旧Twitter)やInstagramなどSNS経由の問い合わせにも対応しています。急ぎの場合は電話が確実です。混雑状況によっては、メールやLINEの方が早く返信をもらえる場合もあります。

Q. 契約後にプランを変更することはできますか?

A. マイページやカスタマーサポートから変更可能です。ただし、契約から一定期間内は契約容量などの変更に制限がある場合があるため、事前に条件を確認しておきましょう。ライフスタイルが変わった際は、この機会にプラン全体を見直すこともおすすめです。変更手続きの詳細な流れは公式サイトで確認できます。不明な点があれば、変更前にカスタマーサポートへ相談すると安心です。変更後の料金体系もあわせて確認しておきましょう。

Q. 東京ガスとはどういう関係ですか?

A. 東京ガスが70%、Octopus Energy社が30%を出資して設立された合弁会社です。東京ガスの都市ガスとのセット割など、東京ガス本体の電気料金プランとは別のサービスとして提供されています。東京ガスの都市ガスと組み合わせるセット割は現時点で用意されていません。運営会社であるTGオクトパスエナジー株式会社が、両社の出資を受けて独立して事業を行っています。都市ガスとのセット割を重視する方は、東京ガス本体のプランもあわせて検討するとよいでしょう。

Q. 支払いが遅れた場合はどうなりますか?

A. 支払いが確認できない場合、督促の連絡や、最終的には供給停止となる可能性があります。他の電力会社と同様の一般的な取り扱いです。支払いが難しい場合は、早めにカスタマーサポートに相談することをおすすめします。督促を放置せず、早めに連絡することがトラブル回避につながります。支払い方法の見直しも検討しましょう。口座振替に変更することで、支払い忘れのリスクを減らせる場合もあります。日頃から支払い状況を確認しておくと安心です。

Q. オクトパスエナジーはどのくらいの実績がある会社ですか?

A. 日本国内では2021年の事業開始から2024年10月時点で契約件数30万件を突破したと公表されています。親会社であるOctopus Energy社は英国で2016年に事業を開始し、複数の国で電力小売事業を展開しています。国内外の実績を踏まえると、比較的新しい企業ながら着実に契約件数を伸ばしている状況といえます。今後の成長にも注目が集まっています。契約前に最新の実績数値を公式サイトで確認しておくとよいでしょう。

まとめ|生活スタイルに合わせてプランを比較しよう

オクトパスエナジーは、生活スタイルに応じた複数のプランと、解約金が原則かからない柔軟さが特徴の電力サービスです。契約前には、燃料費調整額の仕組みやプランごとの条件を確認し、ご自身の使用量に合っているかをシミュレーションで確かめることをおすすめします。

この記事のポイント

  • 運営は東京ガスと英Octopus Energy社の合弁会社
  • 標準プランのほかオール電化(2種)・ソーラー・EV向けなど生活スタイル別のプランがある
  • シングルオクトパス 2026-04は12ヶ月後にグリーンオクトパス 2026-04へ自動移行
  • 多くのプランで解約金は原則かからない
  • 燃料費調整額に上限がないプランがある点は契約前に確認しておきたい

ご自身の設備・使用量を整理したうえで、公式サイトのシミュレーションで条件を確認してみてください。

【本記事の情報源について】会社概要・プラン名称・契約件数等の情報は、TGオクトパスエナジー株式会社の公式サイト(2026年7月時点)および同社の公表資料に基づいています。プラン名称・料金体系・提供エリアは変更される場合があるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

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この記事を監修した人

佐藤 健一

電力アナリスト

佐藤 健一

大手エネルギー調査会社で10年間、700社以上の電力会社の料金データを分析。エネルギー管理士の資格を持ち、燃料費調整額や電源調達調整費を含めた「実質請求額」ベースの料金比較を専門としています。当サイトでは電力会社の料金比較・ランキング・口コミ記事のデータ分析を担当。プロフィール詳細はこちら

電気代比較ガイド

【この記事の運営・執筆者】
電気代比較ガイド 編集部

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選ぶだけで、電気代は変わる。
あなたの暮らしに合う電気を。

当サイトは公平な電力代比較を行うことを目的とし、TGオクトパスエナジー株式会社からの委託のもと、ピークスマーケティング株式会社が運営しています。

電気代比較ガイド ご利用上の注意

  • 表示される金額は試算結果であり、実際の請求額を保証するものではありません。実際の請求額は、使用電力量、契約アンペア、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、各社の料金改定等により変動します。また、本シミュレーションは入力情報をもとに算出した概算値です。
  • 本サービスが掲載する電力会社の料金プランに関する情報は、各電力会社が公表している情報を収集したものであり、閲覧時点での料金単価・サービスその他を保証するものではありません。
  • 本シミュレーションは純粋な電気料金のみを対象としており、各種割引、ポイント還元、キャッシュバック、セット割(ガス・携帯電話・インターネット等)、機器割引などはいずれも計算結果に含まれておりません。現在ご契約中の電力会社で適用されている各種割引についても同様に反映されません。
  • 政府による電気の負担軽減支援事業等の補助金は、計算結果に含まれておりません。
  • 離島ユニバーサルサービス調整単価は、適用対象エリアにおいて計算結果に含まれています。
  • 沖縄電力管内および離島地域は、本シミュレーションの対象外です。
  • 1カ月の電気使用量をご入力いただき、そこから12カ月分の使用量を推定してシミュレーションを行っています(12カ月分を個別にご入力いただくことも可能です)。ご入力内容によっては、実際の使用量・電気代と差が生じる場合があります。
  • 1年以上前の電気代・使用量をご入力いただいた場合、電気の使用量や電気代が正しくシミュレーションできない場合があります。
  • 現在の電力会社で「その他・わからない」を選択された場合、お住まいの地域の大手電力会社の標準プランを基準に比較結果を算出しています。結果画面から請求金額を入力することで、より実態に近い比較が可能です。なお、入力された請求金額に割引やポイント値引き等が含まれている場合、比較結果に差が生じることがあります。
  • 本シミュレーションは、2026年7月〜2027年6月の期間で計算しています。
  • 燃料費調整額および電源調達費調整額の単価は、毎月末日(休業日の場合は翌営業日)に翌月適用分へ更新し、シミュレーション期間中は同一単価を12カ月間適用して計算しています。なお、毎分・毎日など高頻度で単価が変動するプランは本サービスの掲載対象外です。
  • 容量拠出金相当額の単価は、各電力会社が公表する最新の単価を用いて計算しています。
  • 燃料費調整額の上限価格が設定されているプランについては上限を考慮して計算しています。一方で、燃料費調整額の最低料金(下限)は考慮していません。
  • 燃料費(電源調達)調整の方法に変更がある場合、変更後に適用される翌月の燃料費調整額などでシミュレーションする場合があります。
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金は、毎年5月に更新される最新の単価を用いて計算しています。
  • 現在のご契約プランにアンペア(契約容量)の区分がなく、シミュレーション結果の各プランにおいて算定基準となるみなし契約電力等の設定がない場合、一律40A相当として算出しています。実際のご負担額はご契約後の使用状況により異なります。
  • 各電力会社が予定している料金改定を反映できていない場合があります。
  • 本サービスは、家庭の電力データをもとに計算しているため、商店・事務所などでは計算結果が実際の支払額と大きく異なる場合があります。
  • 太陽光発電をはじめとした自家発電設備や蓄電池をご利用の場合、計算結果が実際の支払額と大きく異なる場合があります。
  • 「大手電力会社」とは、各地域の旧一般電気事業者(北海道電力、東北電力、東京電力エナジーパートナー、中部電力ミライズ、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力)を指します。
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