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オクトパスエナジーに聞く電力会社の選び方|担当者インタビュー

電力会社おすすめ・比較

2026.07.28

「結局、電力会社ってどこをどう選べばいいの?」──2016年の電力自由化から10年近くがたち、選択肢が増えたぶん、そう迷う人は少なくありません。

そこで電気比較ガイド編集部は、”選ぶ側”が本当に見るべきポイントを探るため、東京ガスと英オクトパスエナジー・グループの合弁会社「TGオクトパスエナジー株式会社」に取材しました。テクノロジーと再生可能エネルギーを軸に世界各国で事業を広げる同社に、料金・環境・サービスの観点から、失敗しない電力会社選びのコツをうかがいます。

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目次

  • 「電力会社は何で選ぶ?」──取材で見えた”選び方の基本”
  • 「Cheaper and Greener」──”安さと環境の両立”という発想
  • テクノロジー(Kraken)がつくる、これからの電力サービス
  • これから電力会社を選ぶ人へ|担当者からのメッセージ
  • まとめ|「安さ×環境×納得感」で選ぶ電力会社
  • オクトパスエナジーに関するよくある質問
    • Q. オクトパスエナジーはどんな会社ですか?
    • Q. グリーンオクトパスは本当に再生可能エネルギー100%なのですか?
    • Q. 乗り換えるときに解約金や工事費はかかりますか?

「電力会社は何で選ぶ?」──取材で見えた”選び方の基本”

まずは、電力会社選びの出発点についてうかがいました。広告の印象に流されないための、基本の考え方とは。

Q聞き手
そもそも、電力会社は何を基準に選べばよいのでしょうか?
A担当者
最初に意識してほしいのは、「毎月の電気代がどんな要素で決まっているか」を分けて考えることです。電気料金は、基本料金、使った量に応じた電力量料金、そして燃料費調整額などの変動項目を足し合わせて決まります。
広告では単価の安さが目立ちますが、単価だけで決めると「思ったより下がらなかった」となりがちです。調整項目まで含めた1年間の総額で見比べることが、いちばんの近道だと考えています。
私たちはよく「まずは検針票を1枚手元に置いてください」とお伝えしています。直近の使用量と契約アンペアがわかれば、自分の場合の年間目安を出せます。数字は人によって本当にバラバラなので、平均値ではなく”自分の実績”から逆算するのがおすすめです。
Q聞き手
料金以外に、見るべきポイントはありますか?
A担当者
はい。料金と並んで大切なのが、契約条件とサービスの中身です。解約金の有無、供給エリア、支払い方法、そしてオール電化やEVといった暮らし方に合ったプランがあるか。ここが合っていないと、単価が安くてもトータルで損をすることがあります。
私たちの「グリーンオクトパス」は、契約期間の縛りはあるものの解約金・違約金がかからない設計です(2026年7月時点)。「まず試してみて、合わなければやめられる」ほうが、安心して選べると考えているからです。

取材メモ|印象に残った一言

  • 「単価ではなく、燃料費調整まで含めた”1年間の総額”で比べてほしい」
  • 「まずは検針票を1枚。自分の使用量から逆算するのが失敗しないコツ」

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「Cheaper and Greener」──”安さと環境の両立”という発想

同社が世界共通で掲げるのが「Cheaper and Greener(より安く、よりグリーンに)」という考え方です。料金と環境性を両立させるという発想について、さらにうかがいました。

Q聞き手
“グリーンな電気”とは、具体的にどういうことですか?
A担当者
「グリーンオクトパス」は、実質再生可能エネルギー100%・CO2排出量が実質ゼロの電気としてお届けするプランです。非化石証書などの環境価値を組み合わせることで、実質的に再エネ由来とみなせる電気を提供しています(2026年7月時点)。
電気そのものは各地域の送配電網を通って届く共通のものなので、切り替えても停電しやすくなるといった心配はありません。だからこそ、安心して”環境価値”という選択肢を選んでいただけます。
Q聞き手
再エネだと、電気代は高くなりませんか?
A担当者
「再エネだから必ず高い」というわけではありません。当社の料金は、大手電力の標準的なプランと比べても遜色のない水準を目指しています。実際の請求額は使用量や燃料費調整で変わるため、単価表だけでは判断できません。
当社は独自の燃料費調整方式を採用しているため、他社と単価だけを横並びで比べても正しい比較にはなりません。ご自身の使用量を入れて、同じ条件で年間の総額を出して比べてほしいと思います。

グリーンオクトパスの主な特徴(2026年7月時点)

  • 実質再生可能エネルギー100%・CO2排出量が実質ゼロの電気
  • 沖縄を除く全国9エリアに対応し、幅広い地域で申し込める
  • 契約期間の縛りはあるが解約金・違約金がかからない

実質再エネ100%!グリーンオクトパスの詳細

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テクノロジー(Kraken)がつくる、これからの電力サービス

オクトパスエナジーを語るうえで欠かせないのが、自社開発のプラットフォーム「Kraken(クラーケン)」です。料金や環境性とは別の”第3の選び方の軸”について聞きました。

Q聞き手
「クラーケン」とは、どんな仕組みなのでしょうか?
A担当者
クラーケンは、お客さまの契約情報やエネルギー使用データを一元管理し、AIを活用して自動化・効率化する基盤です。料金計算やお問い合わせ対応など、これまで人手と時間がかかっていた部分をなめらかにします。
特徴は、電力サービスを「契約して終わり」ではなく、使いながら改善し続けられる点です。世界のエネルギー会社にも提供されている基盤で、各国で磨かれた知見が日本のサービスにも生きています。
観点 クラーケンが目指すこと
料金・請求 使用データをもとにした、正確でわかりやすい請求
サポート データ連携による、迅速でスムーズな問い合わせ対応
これから EVや太陽光を含めた、暮らし全体のエネルギー最適化
Q聞き手
利用者にとってのメリットは、どこにありますか?
A担当者
いちばんは「わかりやすさ」と「対応の速さ」です。使用量や請求の内訳をWebでシンプルに確認でき、困ったときのやり取りもスムーズにしやすい。毎月のことなので、満足度に直結します。
もう一つは将来性です。EV向けの「EVオクトパス」や太陽光向けの「ソーラーオクトパス」、オール電化向けのプランなど、暮らし方に合わせて選べるラインナップがあります。テクノロジーが土台にあるからこそ、多様なニーズに対応しやすいと考えています。

これから電力会社を選ぶ人へ|担当者からのメッセージ

最後に、これから電力会社を見直そうとしている読者へ、メッセージをもらいました。

A担当者
電力会社選びに、万人共通の正解はありません。だからこそ、「料金」「環境への配慮」「サービスの使いやすさ」の3つの軸で、自分がどれを大事にしたいかを考えてみてほしいと思います。
そのうえで、検針票を手元に、実際の使用量でシミュレーションしてみてください。数字で比べれば、広告の印象に流されず、自分に合う一社が見えてきます。私たちも、選んでいただけるよう日々サービスを磨いています。
Q聞き手
少し意地悪な質問ですが……担当者ご自身は、どの電力会社がいちばんだと思いますか?
A担当者
難しいところですね。私自身は弊社のサービスを使っていますが、正直に言えば「誰にとっても一番」という会社はありません。合う会社は、お住まいのエリアや電気の使い方で変わってくるからです。だからこそ、まずはこのサイトのシミュレーションにご自身の条件を入れて、確かめてみていただけたらと思います。

担当者が挙げる「選び方の3つの軸」

  • 料金:単価ではなく、調整項目まで含めた年間の総額で比べる
  • 環境への配慮:再エネなど、納得して選べる価値があるか
  • サービス:サポートやWebのわかりやすさ、暮らしに合うプランがあるか

まとめ|「安さ×環境×納得感」で選ぶ電力会社

今回の取材で一貫していたのは、「単価の安さだけで選ばないでほしい」というメッセージでした。料金は年間の総額で比べ、そこに環境への配慮やサービスの使いやすさといった”納得感”を加える。この考え方は、オクトパスエナジーに限らず、どの電力会社を選ぶときにも役立ちます。

電気は毎月必ず使うものだからこそ、一度の見直しの効果が長く続きます。まずは検針票を手元に、自分の使用量でシミュレーションをするところから始めてみましょう。

この記事のポイント

  • 電力会社は「料金・環境への配慮・サービス」の3つの軸で、自分が重視したい点から選ぶ
  • 料金は単価ではなく、燃料費調整などの変動項目まで含めた年間の総額で比較する
  • グリーンオクトパスは実質再エネ100%・CO2排出実質ゼロで、沖縄を除く全国9エリアに対応(2026年7月時点)
  • 独自の燃料費調整方式のため、他社との単価の横並び比較ではなく自分の使用量での総額比較が有効
  • クラーケンなどのテクノロジー基盤による「わかりやすさ・対応の速さ」も選ぶ際の判断材料になる

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オクトパスエナジーに関するよくある質問

取材内容をふまえ、オクトパスエナジーや電力会社選びについてよく寄せられる質問をまとめました。申し込み前の疑問解消にお役立てください。

Q. オクトパスエナジーはどんな会社ですか?

A. 東京ガスと英オクトパスエナジー・グループの合弁会社「TGオクトパスエナジー株式会社」が運営する新電力です。2021年1月に設立され、2022年1月に日本での電力供給を開始しました。「Cheaper and Greener(より安く、よりグリーンに)」を理念に、実質再生可能エネルギー100%の「グリーンオクトパス」などを提供しています。自社開発のテクノロジー基盤「クラーケン」を活用している点も特徴で、沖縄を除く全国9エリアで申し込めます(2026年7月時点)。

Q. グリーンオクトパスは本当に再生可能エネルギー100%なのですか?

A. 非化石証書などの環境価値を組み合わせることで、実質的に再生可能エネルギー100%・CO2排出量が実質ゼロとみなせる電気として提供されています(2026年7月時点)。物理的に届く電気は各地域の送配電網を通る共通のものですが、環境価値を付与することで「実質再エネ100%」と位置づけられます。この考え方は多くの新電力で採用されているもので、環境に配慮した電気を選びたい方にとって有力な選択肢となります。仕組みの詳細や最新の扱いは、公式サイトの説明をあわせてご確認ください。

Q. 乗り換えるときに解約金や工事費はかかりますか?

A. グリーンオクトパスには契約期間の縛りはあるものの、解約金・違約金がかからない設計です(2026年7月時点)。また、スマートメーター設置済みの住宅なら、切り替えに原則工事や立ち会いは不要です。現在の電力会社への解約連絡も、通常は新しい会社側で手続きが進むため不要とされています。ただし現在契約中のプランに解約金が設定されている場合はその会社側で費用がかかることがあるため、申込前に確認しておきましょう。

※本記事の会社概要・プラン内容は、2026年7月時点のTGオクトパスエナジー公式サイトおよび公開情報にもとづく参考情報です。料金・プラン・適用条件は変更される場合があるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

※関連記事:電力会社のおすすめの選び方|世帯・タイプ別の比較ポイントを解説

電力アナリスト 佐藤 健一

電力アナリスト
佐藤 健一

取材を終えて。「料金・環境・サービスの3軸で選ぶ」という考え方は、中立の立場から見ても理にかなっています。特に、独自の燃料費調整を採用する会社は単価の横並び比較が難しいため、自分の使用量での年間総額シミュレーションが欠かせません。再エネやテクノロジーといった価値をどう評価するかは人それぞれですが、”納得して選ぶ”という姿勢は、どの電力会社を選ぶ場合にも共通して大切だといえます。

この記事を監修した人

佐藤 健一

電力アナリスト

佐藤 健一

大手エネルギー調査会社で10年間、700社以上の電力会社の料金データを分析。エネルギー管理士の資格を持ち、燃料費調整額や電源調達調整費を含めた「実質請求額」ベースの料金比較を専門としています。当サイトでは電力会社の料金比較・ランキング・口コミ記事のデータ分析を担当。プロフィール詳細はこちら

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【この記事の運営・執筆者】
電気代比較ガイド 編集部

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  • 表示される金額は試算結果であり、実際の請求額を保証するものではありません。実際の請求額は、使用電力量、契約アンペア、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、各社の料金改定等により変動します。また、本シミュレーションは入力情報をもとに算出した概算値です。
  • 本サービスが掲載する電力会社の料金プランに関する情報は、各電力会社が公表している情報を収集したものであり、閲覧時点での料金単価・サービスその他を保証するものではありません。
  • 本シミュレーションは純粋な電気料金のみを対象としており、各種割引、ポイント還元、キャッシュバック、セット割(ガス・携帯電話・インターネット等)、機器割引などはいずれも計算結果に含まれておりません。現在ご契約中の電力会社で適用されている各種割引についても同様に反映されません。
  • 政府による電気の負担軽減支援事業等の補助金は、計算結果に含まれておりません。
  • 離島ユニバーサルサービス調整単価は、適用対象エリアにおいて計算結果に含まれています。
  • 沖縄電力管内および離島地域は、本シミュレーションの対象外です。
  • 1カ月の電気使用量をご入力いただき、そこから12カ月分の使用量を推定してシミュレーションを行っています(12カ月分を個別にご入力いただくことも可能です)。ご入力内容によっては、実際の使用量・電気代と差が生じる場合があります。
  • 1年以上前の電気代・使用量をご入力いただいた場合、電気の使用量や電気代が正しくシミュレーションできない場合があります。
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  • 本シミュレーションは、2026年7月〜2027年6月の期間で計算しています。
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