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【独自調査】電気代の平均値と比べてうちは高い?295世帯の実額でわかる世帯人数別の目安

電気代の節約術

2026.10.02

電気代の請求書を見て、「うちはほかの家庭より高いのでは」と気になったことはないでしょうか。ただ、電気代は世帯人数や住まい、季節によって変わるため、平均の金額と比べるだけでは高いかどうか判断できません。

電気比較ガイドでは、全国295世帯に夏と冬の電気代を聞き、世帯人数と住まい別に「安め」「ふつう」「高め」の目安をまとめました。自分の請求額を表に当てはめるだけで、同じ条件の家庭と比べて高いかどうかがわかります。

たとえば2人世帯の集合住宅なら、夏の電気代は7,000〜11,000円が「ふつう」です。11,000円を超えていれば「高め」です。高めだった場合に、料金プランを見直して電気代を下げる方法も紹介します。

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目次

  • 世帯人数別に見る、電気代の「ふつう」の範囲
    • 夏(7〜9月)の電気代の目安
    • 冬(12〜2月)の電気代の目安
  • 戸建てやオール電化の家庭は、「ふつう」の範囲が高い
    • 戸建ては集合住宅より高くなりやすい
    • オール電化の家庭は、オール電化どうしで比べる
  • 「高め」だったら、1kWhあたりの金額を確認する
    • 同じ使用量でも、1kWhあたりの金額は家庭によって違う
    • 料金プランを比べて、今より安くなるか試算する
  • よくある質問
    • Q. 世帯人数別の電気代の「ふつう」はいくらですか?
    • Q. 自分の電気代が高いかどうかは、どう判断すればいいですか?
    • Q. オール電化だと電気代は高いですか?
    • Q. 電気代が「高め」だった場合、何を見直せばいいですか?
  • まとめ|電気代は、世帯人数・住まい・季節をそろえて比べる

世帯人数別に見る、電気代の「ふつう」の範囲

世帯人数別の夏の電気代のふつうの範囲

電気比較ガイド自社調査(2026年3〜8月/全国の電気契約者295世帯)

「ふつう」は、同じ条件の家庭を電気代の安い順に並べたとき、真ん中の半数が入る範囲です。これより安ければ「安め」、高ければ「高め」です。

夏(7〜9月)の電気代の目安

夏(7〜9月)の電気代の目安(月額)
世帯人数・住まい 安め ふつう 高め
1人・集合住宅 4,900円未満 4,900〜8,000円 8,000円超
1人・戸建て 5,400円未満 5,400〜8,200円 8,200円超
2人・集合住宅 7,000円未満 7,000〜11,000円 11,000円超
2人・戸建て 8,500円未満 8,500〜12,800円 12,800円超
3人・集合住宅 9,000円未満 9,000〜15,500円 15,500円超
3人・戸建て 10,000円未満 10,000〜18,000円 18,000円超
4人以上・集合住宅 9,500円未満 9,500〜20,300円 20,300円超
4人以上・戸建て 10,000円未満 10,000〜20,000円 20,000円超

自分の世帯人数と住まいの行を探し、夏の電気代がどの列に入るかを確認してください。世帯人数が増えるほど、「ふつう」の範囲も高くなります。

調査回答者の部屋。ベッドとテレビ、ローテーブルが置かれている

回答者提供の写真(関東・賃貸アパート・一人暮らし)。夏の電気代3,500円

写真は関東の賃貸アパートに住む一人暮らしの家庭で、夏の電気代は3,500円でした。1人・集合住宅の「安め」に入ります。

表は、7〜9月の平均的な1か月の電気代をもとにしています。毎月の請求額と比べるときは、7〜9月の請求額を平均してから当てはめると、より正確に判断できます。

冬(12〜2月)の電気代の目安

世帯人数別の冬の電気代のふつうの範囲

電気比較ガイド自社調査(2026年3〜8月/全国の電気契約者295世帯)

冬(12〜2月)の電気代の目安(月額)
世帯人数・住まい 安め ふつう 高め
1人・集合住宅 4,000円未満 4,000〜10,000円 10,000円超
1人・戸建て 6,800円未満 6,800〜12,800円 12,800円超
2人・集合住宅 6,800円未満 6,800〜11,900円 11,900円超
2人・戸建て 9,800円未満 9,800〜15,500円 15,500円超
3人・集合住宅 7,300円未満 7,300〜19,500円 19,500円超
3人・戸建て 8,000円未満 8,000〜21,000円 21,000円超
4人以上・集合住宅 10,000円未満 10,000〜17,000円 17,000円超
4人以上・戸建て 13,000円未満 13,000〜25,000円 25,000円超

冬は暖房を使うため、4人以上の集合住宅を除くすべての条件で、夏より「ふつう」の範囲が高くなります。たとえば2人世帯の戸建てなら、夏の「ふつう」は8,500〜12,800円ですが、冬は9,800〜15,500円です。

同じ金額でも、夏なら「高め」、冬なら「ふつう」ということもあります。請求額を比べるときは、必ず同じ季節の目安と比べてください。

家計・節約アドバイザー 山田美咲

家計・節約アドバイザー
山田 美咲

電気代を比べるときは、世帯人数だけでなく、住まいと季節もそろえてください。同じ2人暮らしでも、戸建てか集合住宅か、夏か冬かで「ふつう」の金額は変わります。平均より高いと感じても、条件をそろえて比べると「ふつう」の範囲に入っていることもあります。反対に、条件をそろえても高めなら、料金プランが今の暮らしに合っているかを見直すサインです。

戸建てやオール電化の家庭は、「ふつう」の範囲が高い

オール電化とガス併用の冬の電気代のふつうの範囲

電気比較ガイド自社調査(2026年3〜8月/全国の電気契約者295世帯)

同じ世帯人数でも、戸建てか集合住宅か、オール電化かどうかで「ふつう」の範囲は変わります。自分の家庭に近い条件で比べることが大切です。

戸建ては集合住宅より高くなりやすい

世帯人数が同じなら、戸建ての家庭は集合住宅より電気代の「ふつう」の範囲が高くなります。特に冬は差が開き、2人世帯の「ふつう」の上限は、集合住宅が11,900円、戸建てが15,500円でした。

戸建ては部屋が広く、外気に触れる壁や窓も多いため、冷暖房に使う電気が増えやすくなります。集合住宅は上下左右を住戸に囲まれているため、室内の熱が逃げにくい構造です。

そのため、戸建てに住んでいる家庭が、集合住宅も含めた平均と比べると、実際以上に「高い」と感じやすくなります。比べるときは、住まいの種類もそろえることが大切です。

なお、夏は戸建てと集合住宅の差が小さく、4人以上の世帯では「ふつう」の上限が戸建て20,000円、集合住宅20,300円でした。差が開くのは暖房を使う冬で、4人以上の世帯では「ふつう」の上限が戸建て25,000円、集合住宅17,000円でした。冬に戸建ての電気代が高めだったら、窓に厚手のカーテンをつける、使わない部屋の暖房を消すなど、熱を逃がさない工夫が効果的です。

オール電化の家庭は、オール電化どうしで比べる

オール電化とガス併用の電気代の目安(月額・ふつうの範囲)
条件 夏(7〜9月) 冬(12〜2月)
オール電化・1〜2人 6,100〜11,800円 7,000〜14,500円
ガス併用・1〜2人 5,500〜10,000円 4,500〜10,500円
オール電化・3人以上 12,000〜17,500円 15,000〜30,000円
ガス併用・3人以上 9,000〜17,800円 10,000〜17,400円

オール電化の家庭は、給湯や調理にも電気を使うため、冬はガス併用の家庭より電気代が高くなります。3人以上の世帯では「ふつう」の上限がガス併用の17,400円に対して、オール電化は30,000円でした。ただし、オール電化の家庭はガス代がかかりません。

調査回答者のリビング。テレビ台とエアコンがある

回答者提供の写真(北陸・戸建て・4人世帯・オール電化)。冬の電気代30,000円

写真は北陸の戸建てに住むオール電化の4人世帯で、冬の電気代は30,000円でした。4人以上・戸建ての目安と比べると「高め」ですが、オール電化の3人以上の目安と比べると「ふつう」の範囲に入ります。オール電化の家庭は、オール電化どうしで比べましょう。詳しくはオール電化のメリット・デメリットをご覧ください。

「高め」だったら、1kWhあたりの金額を確認する

使用量別の1kWhあたりの金額の幅

電気比較ガイド自社調査(2026年3〜8月/全国の電気契約者295世帯)

電気代が「高め」の家庭は、電気を多く使っている家庭です。使用量が多いほど、1kWhあたりの金額の差が、年間の電気代の差として表れやすくなります。

同じ使用量でも、1kWhあたりの金額は家庭によって違う

1kWhあたりの金額は、請求額を使用量で割ると出せます。基本料金や燃料費調整額なども含めた、実際に支払っている電気の単価です。

電気料金の明細画面。請求額3,090円の下に使用量105kWhが表示されている

回答者提供の明細画面(近畿・賃貸アパート・3人世帯)。画面の一部をぼかしています

使用量(kWh)は、明細の請求額の近くに書かれています。写真の明細なら、3,090円÷105kWhで、1kWhあたり29.4円です。

調査では、使用量が近い家庭どうしでも1kWhあたりの金額に差がありました。国の値引きがない5〜7月分の請求では、使用量250kWh以上の家庭の「ふつう」の範囲は32.0〜36.4円です。月400kWh使う家庭なら、この差だけで年間約2万円違います。

また、電気代が「高め」だった67世帯のうち、半数の33世帯は1kWhあたりの金額も割高でした。電気代が高めの家庭ほど、単価を確認する価値があります。

1kWhあたりの金額の目安(この金額を超えたら割高)
1か月の使用量 国の値引きがある月 値引きがない月
150kWh未満 38.0円 43.7円
150〜250kWh 34.7円 42.2円
250kWh以上 約31円 36.4円

2026年7〜9月使用分(8〜10月ごろの請求)は国の値引きがあるため、「国の値引きがある月」の列と比べてください。使用量が少ないほど、基本料金の分だけ1kWhあたりの金額は高く出ます。

料金プランを比べて、今より安くなるか試算する

調査回答者のリビングとキッチン

回答者提供の写真(北海道・戸建て・2人世帯)

写真は北海道の戸建てに住む2人世帯で、1kWhあたりの金額は42.5円でした。同じくらい電気を使う家庭の平均的な金額は33.9円で、年間では約29,000円多く払っている計算です。

1kWhあたりの金額が目安を超えていたら、次の手順で料金プランを比べてみましょう。

  • 直近の明細で、使用量と請求額を確認する
  • 請求額÷使用量で、1kWhあたりの金額を出す
  • 同じ使用量で、ほかの料金プランの電気代を試算する
  • 今より安くなるプランがあれば、切り替えを検討する

電力会社の切り替えは、新しい電力会社に申し込むだけで、今の電力会社への解約手続きは原則として新しい会社が行います。工事も原則として不要です。

使用量が多い家庭ほど、1kWhあたりの金額の差が年間の電気代に効いてきます。電気代が「高め」だった家庭は、まず明細の使用量を使って、今の料金プランと比べてみてください。試算は、明細の使用量を入力するだけでできます。

よくある質問

Q. 世帯人数別の電気代の「ふつう」はいくらですか?

A. 本調査の夏(7〜9月)の電気代では、1人世帯が5,000〜8,000円、2人世帯が7,000〜12,000円、3人世帯が9,000〜16,900円、4人以上の世帯が10,000〜20,000円が「ふつう」の範囲でした。

冬(12〜2月)は暖房を使うため夏より高くなりやすく、たとえば2人世帯は8,000〜13,000円でした。住まいによっても変わるため、本文の表で自分の条件に近い行を確認してください。

Q. 自分の電気代が高いかどうかは、どう判断すればいいですか?

A. 世帯人数・住まい・季節の3つをそろえて比べてください。本文の表で、自分の条件の行を探し、電気代が「安め」「ふつう」「高め」のどこに入るかを確認します。表は本文で、夏と冬に分けて掲載しています。

平均の金額と比べるだけでは、住まいや季節の違いが反映されません。たとえば同じ2人世帯でも、冬の戸建てなら15,500円までが「ふつう」の範囲です。「高め」に入っていた場合は、1kWhあたりの金額を確認し、料金プランを比べてみましょう。

Q. オール電化だと電気代は高いですか?

A. ガス併用の家庭より高くなります。特に冬は差が開き、3人以上の世帯では「ふつう」の上限がガス併用の17,400円に対して、オール電化は30,000円でした。

ただし、オール電化の家庭はガス代がかからないため、光熱費全体では差が小さくなります。オール電化の家庭は、オール電化どうしの目安と比べてください。なお、夏はオール電化とガス併用の差が小さく、3人以上の世帯ではどちらも「ふつう」の上限が17,000円台でした。

Q. 電気代が「高め」だった場合、何を見直せばいいですか?

A. 請求額を使用量で割って1kWhあたりの金額を出し、料金プランを比べてみてください。本調査では、電気代が「高め」だった家庭の半数は、1kWhあたりの金額も割高でした。

使用量が多い家庭ほど、単価の差が年間の電気代に効いてきます。月400kWh使う家庭なら、1kWhあたりの金額の差だけで年間約2万円違うこともあります。明細の使用量を使って、今のプランと比べてみましょう。試算は、使用量を入力するだけでできます。

まとめ|電気代は、世帯人数・住まい・季節をそろえて比べる

295世帯調査の結果まとめ

電気比較ガイド自社調査(2026年3〜8月/全国の電気契約者295世帯)

電気代が高いかどうかは、世帯人数・住まい・季節をそろえて比べないと判断できません。本記事の表で、自分の家庭が「安め」「ふつう」「高め」のどこに入るかを確認してみてください。

「高め」だった場合は、請求額を使用量で割った1kWhあたりの金額を確認し、料金プランを比べてみましょう。電気代が高めの家庭の半数は、1kWhあたりの金額も割高でした。

この記事のポイント

  • 電気代は、世帯人数・住まい・季節をそろえて比べる
  • 夏の「ふつう」は、1人5,000〜8,000円、2人7,000〜12,000円、4人以上10,000〜20,000円
  • 冬は暖房を使うため、4人以上の集合住宅を除いて夏より「ふつう」の範囲が高い
  • 戸建てやオール電化の家庭は、「ふつう」の範囲が高い
  • 「高め」の家庭の半数は、1kWhあたりの金額も割高だった
  • 月400kWhの家庭なら、1kWhあたりの金額の差だけで年間約2万円違う

※本記事の調査数値は、電気比較ガイドが2026年3月〜8月に全国の電気契約者295世帯に実施した自社アンケートに基づきます。夏・冬の電気代は、それぞれ7〜9月・12〜2月の平均的な月額です。

まずは直近の請求額で自分の家庭がどこに入るかを確認し、あわせて料金プランも比べてみましょう。

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この記事を監修した人

山田 美咲

家計・節約アドバイザー
(FP2級)

山田 美咲

ファイナンシャルプランナーとして累計3,000世帯以上の家計相談を担当。光熱費の見直しが最も即効性の高い節約手段であることを実感し、電気代の最適化に特化したアドバイスを行っています。2児の母としての実体験を交えた情報発信が強み。当サイトでは節約術・家電別電気代の記事を担当。プロフィール詳細はこちら

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【この記事の運営・執筆者】
電気代比較ガイド 編集部

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